専門的な知識を、分かりやすく伝えるには?
フォローさせて頂いている方のnoteに感銘を受けたのでシェアさせていただきます。
論文や、概念・思考法を、取り入れやすい形にする
専門的な知識や論文って、もちろん正当性・妥当性・信頼性などを担保するために平易な分で書かないといけない。
でもその分なんというか、血が通ってないというか頭に残りづらいんですよね(個人的なスペックの問題も多々あるでしょうが)
それより現代において人の心を動かすのは所謂「エモさ」で、感情面に訴えかけて、
「これはやばい!」
「誰かに伝えたい!!」
というような行動を喚起させる力がどれだけあるかが今後をサバイブするために必要な要素だとおもっています。
つまりどっちの要素も必要なんですが、そのバランスをどうとれば専門的な話(みんな差し迫って興味がない健康や体の話)を受け取って、行動を喚起できるだろうかと考えていました。
そんなときにnoteでこんな文章を見つけました。
専門知識に血を通わせる
臼井さんのnoteでは論文に書いてあることを優しく、有機的で血が通ったような温かさが感じられる文のタッチであったりイラストの挿入の仕方になにか心動かされました。
語りかけるような文章のテイスト
分かりやすい挿入イラスト
実体験を促し、体験的に感じてもらう
などワークショップデザイナーならではの仕掛けがたくさん盛り込まれていて非常に勉強になりました!(そしてこの感動を伝えるべくnoteを作成w)
難しい内容の「読まない壁」「行動しない壁」をひょいと乗り越えさせるような仕掛けを自分も考えながら発信して行かなきゃと考えさせられました。
赤ちゃんが持っている力
紹介させていただいたnote内でこんな一文があります。
赤ちゃんには自分で何かをしようとするエネルギーがあります。無理に引っ張りあげたりすることは、そのエネルギーを奪う事にもなりかねません。そのエネルギーを引き出すために、ごくわずかなサポートをする。
この文章を読んで思い出したのが、新生児の赤ちゃんを対象にした実験です。
生まれたばかりの赤ちゃんでも、体を安定化させれば目標物に手を伸ばすことが自分で行えるというもの。
まだ首が座っていない新生児ぐらいの赤ちゃんは手を適当に動かしているようにも見えます
でも私たちが頭を固定して座っている姿勢が安定すると上司の無秩序な運動が抑制されて前にある対象にちゃんと手を伸ばすことができます
ただ手を伸ばすことはできますがそこから先の使ったけど指の細い運動であったり裏に持ち上げて遊ぶような操作の運動というのはまだ難しいですが 。
つまり臼井さんのnoteにもありましたが、
「安定性を与える」
「動きに最小限の手助けを行う」
ということで、人のできることはとても多くなります。
そこで自分の頭の中で
「こういうときはこんな風に動けばいいんだな」
という内部モデルが形成されてきたときに、手助け無しでできた!という状態になっていきます。
なのでどこかのタイミングで手を放す(ハンズオフ)して、失敗を繰り返して、トライ&エラーを行う時期も必要です。。親離れというか、目にかけておく時期はじっと我慢ですね。
この研究内容を抽象化して、そこから人間関係など社会面まで転用する考え方も面白いです。
ライトタッチの話
このnote内で出てくる「ライトタッチコンタクト」の話は、リハビリの世界では広く活用していると思いますが、びっくりしたのは風船という浮遊物でもその効果があるということでした。
壁や手すりを触れるだけ(※ここ重要!)で姿勢の定位や安定性が改善するのはよく経験することですが、固定源の無い風船のようなものでも安定が増すんですね~
(逆に手すりを引っ張らせたり、恐怖感で強く握ってしまうと、そこからの感覚ばかりが脳内で強調されて、姿勢のバランスが変わってしまいます。)
最近自分の子供と凧揚げをして遊んでいたのですが、その時に
たこから受ける張力が強すぎず適切であれば、こどもの姿勢が安定することも感じました。
風船の揺らぎや、上に僅かに引き上げられるテンションを繰り返し入力されることも姿勢の安定化につながっているのかもしれません。
歩行補助具で両手がフリーになるものを作れないか?
ここからはずっと思っていたことなんですが、歩行を補助する道具として今メジャーなものが
・杖
・歩行器・バギー
ぐらいで、両手がフリーで使えるものがないんですよね。赤ちゃんであれば歩行器(お尻据え)もありますが、大人のサイズにするのは難しいし。。。
最近はアクシブであったり、HALなどもありますが、前者は支持性はあまりないですしHALは電源や設定が必要で煩雑。免荷トレッドミルは日常生活では使えない。
今回このnoteを見て、無動力で軽く体重を引き上げてくれるような要素があるスーツがなにかあればと思っていたのを思い出しました。
思考がいろいろな方向にとっ散らかった感じですが、自分もnoteを通じていろいろなことを考えるきっかけになっていければと感じました
いろいろ考えるきっかけになりました!ありがとうございました。
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