伸びる子どもの特徴
本当にの伸びる子は概して素直で、なおかつ頑固さも備えている。
今回は、大阪桐蔭高校野球部監督、西谷浩一さんの言葉を紹介したい。西谷監督は、甲子園常連高である大阪桐蔭高校の監督であり、甲子園に春夏合わせて22回出場し、優勝回数8回の成績を残しており、甲子園に出場すれば、必ず優勝候補に名が挙がる高校を指揮している。そのような、西谷監督の言葉の個人的見解を述べていきたい。
私も、塾講師として子供たちを預かる身であり、この言葉は非常に共感できる。学業の成績が伸び、志望校に合格していく子どもの特徴は、
第一に素直であること
である。成績が伸び悩んでいる子どもにアドバイスをしたときに、そのアドバイス通りやろうとする子どもと、やらない子どもにわかれる。例えば、お勧めの参考書を提示したときに、素直な子どもは、すぐに購入し、勉学に励む。逆に素直でない子どもは、何度言われても指示には従おうとはしない。その結果、受験で涙を流すことが多いように感じる。
第二に粘り強さがあること
である。私が述べている粘り強さを西谷監督は頑固さと表現していると思う。受験勉強を始めたときは、成績が悪くて、志望校に届きそうでない子どもであっても、だれよりも遅くまで勉学に励める子どもは、必ず成績が上がってくる。そして、入試で最高の結果を出している。逆に、自分の嫌いな科目から逃げる。自分に甘い子どもは、成績は中途半端となり、結果的に志望校合格という結果にはならない。
結論を述べると、学力を向上させる方法は、アドバイスを受け入れ、すぐ行動できること、そして、だれよりも粘り強く努力できることの2つであると考える。だから、勉強のことで悩んでる子どもたちは、素直に粘り強く何からでもいいので、やってみることだ。時間はかかるかもしれないが、必ず変化は起きる。子どもの勉強のことで悩んでいる親御さんは、子どもを信じて何を言わずに、見守ることから初めてみてはいかがだろうか?子どもが、自分の人生について真剣に考え、人にアドバイスを求め、素直に聞いて、努力しない限り、成績は向上しない。そして、子どもが変わったとき、想像できない結果を生み出す。それだけ子どもには途轍もない可能性がある。
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