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僕が写真を撮る理由。生きている間に見る美しいものを記憶に残したいから。

妻は日常で感じたことを毎日ブログに書いています。

今夜はこちら。

テーマは、僕の撮る写真について!

夫の撮った写真が好きだ。

愛情に溢れて、
キラキラしておる。

この人の目には、世界はこんな風に見えてるのか
って思うと、すっごくいいなって思う。

くわ〜、嬉しいことを言ってくれる♪

考えてみれば5年前、川崎市中原区新丸子で妻と出会い仲良くなったときから妻は僕の写真が好きだったんだ。

当時の僕は料理写真ばかりをとっていて、1Kの独身ひとり暮らしの部屋でつくった料理をニコンのミラーレスカメラにおさめ、インスタにアップして楽しんでいました。写真は僕の生活の一部で、なくてはならないものだったんですよ。

妻は僕の撮る写真を見ては、

「上手〜!」
「綺麗〜」

などといつも褒めてくれて僕はとっても嬉しかった( ´ ▽ ` )

あれから5年という月日が流れ、その間に僕は妻との日常の写真をたくさん撮ってきました。

大好きな女性と結婚して人生を歩める喜びに満ちた写真もあれば、お金がなくなってしまい絶望感にメンタルをやられそうになったときに撮った写真もある。でもどんな心境で撮ったものであれ、すべての写真が僕の宝物なんだ。

そうそう。先日、妻にこんな質問を投げかけられました。

「ゆうゆ(僕の呼び名)は写真を撮るとき、何を考えているの?」

と。

僕は、

「何も考えていないよ」

と返しました。

いや、何も考えていないというのはウソかな。。。

「このアングルで撮ろう!」とか「被写体のこの部分を際立たせたいな」くらいの思考はする。

「あ、いま楽しいな!写真撮ろう!」と思って、無意識にカメラを構えている感覚。

楽しくて、愛しくてしかたがない人生の一コマを少しでも記憶に残したくて写真を撮る。

この世で過ごせる時間には限りがあります。

泣いても笑っても、いつかこの世を去る。

仮に80歳くらいでこの世にさよならするとすると、だいたい30000日。

80年と聞くと長いようだけど、30000日と聞くとなんだか短いように感じませんか?

そろそろ36歳になる僕は、だいたい13000日くらい生きていることになります。

どうでしょう?日数で表すと人生が短いと感じるのは僕だけかもしれないな(・・;)

僕は過去に数回死にかけたことがあって、薄れゆく意識の中で「これが死なのか」と思ったことがあります。

そんな体験があるからか、僕は生きている時間が愛しくてたまらない。

まあね、いろいろうまくいかなくて悲しくなるときはあるし、不安に胸が押しつぶされそうになることもあるよ。

けれども、だいたいは楽しい気分で過ごしている。

どんなふうに過ごしていても、人生にはいつか終わりがやってくる。

薄れゆく意識の中で「最高に楽しかった!」と僕は思いたい。いや、そう思って旅立つと決めているんだ。

日常で目にする美しいこと、幸せだと思う瞬間を僕は自分の記憶に、自分の魂に記憶したい。

かけがえのない時間を僕はずっと覚えていたい。

だから僕は写真に撮っておくんだ。

僕は限りある人生で目にする美しいものをできるだけ記憶にとどめておきたいんだ。


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