詩 それじゃーまたね、元気でね。(2007年)
眠れる神の、窓のむこうの雲の住まいは紫色に光り輝いている。
ところどころから金色の滝が舌を出して、
透き通ったまま気絶している。
地に落ちていく、とろけるように紅く燃える鉱物でできた肉体を、希薄な空気たちは楽しそうに味わっている。
これからひとつ思い付きの通り名的即興詩を考えてみようか。
これからひとつお仕置きつきの自罰的言葉ゲームをかんがえてみようか。
幕切れになった感情のもつれ的関係のドラマに対して。
時間のナイフで捌かれた、一番身近な恒星の切り身が象徴している
もつれて