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元キーエンストップセールスが就活勝者を目指す全ての大学生へ伝えたいこと

①大学は何のために行くのか?
②就活はゴールではない、スタート
③就職は手段であるということ
④なぜ、何のために生まれてきてどうなりたいのか?


①大学は何のために行くのか?
DRAFTという会社を通じて関東と関西を中心に80名を超える学生と働き会話する中で学生の皆さんから強烈に感じる就活への不安。

・コロナという未曾有の状況下でこれから自分の進む企業は大丈夫なのか?という会社選択の不安
・採用人数を絞っている会社が多く自分は本当に満足した就職活動を終えられるのか?という自分のキャリアへの不安
・自分はこの会社に入って将来どうなりたいのか、何をしたいのか、やりがいは感じられるのか?という自分の未来像の解像度の低さからくる不安
・自分の今の頑張っていることはガクチカ(学生時代に頑張ったこと)になるのか、評価されるのか?という現在の自分への不安

様々な不安や葛藤の中でこの学生生活を過ごしている人は多いのではないかと感じます。
ましてすごいなと感じるのは大学1年生からそのような思いを持っている人が非常に多いことです。
ただ、その一方で強烈に感じることとしては『なぜ、何のために大学へ行っているのか』という部分です。
『就活で成功するために今のうちから頑張ります!』などといった準備意識は非常に素晴らしいと感じる一方で大学へは就活で勝つために行っているのか?と感じることが多いです。

そもそも大学は高校までと違い自由度が高く自分の人生を自分の意思決定次第で動かせる裁量が増えます。
またそれは社会に出る準備でもあると思います。
大学卒業時に精度高い意思決定のもとで会社を選択し、社会に出て、その結果として自分の人生を充実したものにするための必要な準備期間として大学の期間が猶予としてあるのではないでしょうか?
また、充実した人生を送るためにも社会に出て必要とされるスキルや経験、考え方など自立した人間としての基本を持った状態であることが必要だと思いますし、この社会に出て必要とされる基本を学ぶ期間こそ、大学の存在意義でもあると感じています。

『大学はなぜ何のために在るのか』という問いに対しては、就活を通じて行きたい会社の内定を取るために在るのではなく、充実した人生を自分が送るために必要な会社を選択しその会社で必要とされ活躍できる人間としての基本を培う期間ではないかと思います。

②就活はゴールではない、スタート
多くの学生が陥りやすい考え方のズレですが就活で大手企業や有名な会社から内定を取ると有頂天になり学生の群れの中で神的存在として崇められるようなことが発生します。
私が学生の時も『キーエンス』という会社から内定を受けた時には周りの友人だけではなく、両親や親戚までもが称えてくれて気分としては最高に良かったことは鮮明に覚えています。笑

ただ大事なのは内定を取ることではなくその後、その会社で通用するにふさわしい人材でありスキルセットやマインドはあるかどうかです。
実際に『キーエンス』という会社に入れたものの仕事のレベル感やカルチャーが肌に合わず自主退職や心理的な病気になるような同期や先輩を何人も見てきました。

そんな風になってまで彼らの人生は幸せなのでしょうか?
そもそもキーエンスという会社を通じてどんな未来を考えていたのか?
会社にしがみつき、なんとしてもお金を稼ぐことが社会人生活なのか?

色々な疑問を社会人になってからも私は感じました。
私は実際にキーエンスという会社へ入社する前からキーエンスという環境をプロセスとしてしか見ておりませんでした。
そして、その当時の目標を実現し、自分が思い描く理想の未来の実現に向け会社のメンバー達と必死に仕事に向き合っております。
仕事はハードで夜中まで仕事することも度々ありますが、ただ正直に噓一切なく言えることとしてはキーエンスのサラリーマン時代の数十倍は充実しております。
それは学生の時、キーエンスという会社に内定をもらったことに一喜一憂するのではなく『なぜ何のためにこの会社に行くのか』という問いを自分にかけ、この会社を通じて自分の人生をどう充実させるのか考え、その実現のためのプロセスに在るキーエンスという会社で結果を出すために必要な準備を学生の時にできたことが本当に大きかったと感じております。
伝えたいことは行きたい会社に行くこと、有名な会社の内定を取ることが大学生の期間の成功ではなく、
・自分は未来どうなりたいのか
・どんな状態の自分で仕事をしていたいのか
・そしてそのために必要なスキルと経験を積める会社はどこか
・その会社で成果を出すためにはどんなスキルとマインドが必要か
・その経験を学生の時にできるとするとどんな経験か
この一番最後の問いまで深堀し、学生の時にアクション出来れば確実に充実した学生生活を送ることができ結果的に社会に出て活躍する人材になれていると思います。

③就職は手段であるということ
ここまで伝えてきた通りであくまでも就活は手段でしかないということです。

では、何のどういった手段か?
それは自分の人生を正解にするための必要な環境が在ることや、学びたいスキルを学べる仕事であることや、必要な人脈を作るなど目標から逆算して必要となるものは様々ですがあくまでも会社というのは自分の人生を最高のものにするためのプロセスでしかないです。

その手段をいかようにも選択できる人間になるために必要なことはスキルです。
スキルが無ければ会社へ入社しても戦力にならない=利益を回収できる人材ではない人を採用する会社はありません。

そのスキルを高めることが学生在学中にできればその後の選択権はかなり広くの中から取捨選択できる側になるのではないでしょうか?
私も学生当時は面接に進めば内定率ほぼ100%だった自信があります。笑

④なぜ、何のために生まれてきてどうなりたいのか?
就職というのはとても大きいライフイベントの一つですがその会社へ心中するということではありません。
『入社してから思っていた環境と全然違った』なんてこともあるあるかと思います。
だからこそ企業人事が言う実態のないこと(確証の無い情報)に踊らされてはいけません。
社会的に見て周知の事実としてある情報をもとに自分が行くべきであり行きたいと思える会社を選択してください。

そしてそれはなぜ何のために自分が生まれてきており、どんな人生にして、どうなったら幸せと感じられるのか?

この逆算思考をもとに意思決定を繰り返すことで間違いやずれもあると思いますが大逸れて違う方向へ行くということは無く微修正しながら進めば、徐々に意思決定の精度は高くなってくると思います。

『なぜ、何のために』
という目標意識、目的意識を私はとても大事にしております。
是非皆さんも何かアクションをする前に考えてみて下さい。
自分の未来にとって正しい意思決定になるはずですので。





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