詩）ウイスキー

丸い氷がなく
四角い氷をグラスに入れる

ウイスキーを注ぐと
甘い香りが漂って
香りとは裏腹に
薬の様な味が喉を刺激する

氷の角が丸くなる頃
味はすっかりと惚けて
物足りないような
飲みやすいような

たった一杯で眠くなるなんて
気づかない間に
随分と歳をとってしまった

惚けて…ぼけて

詩のまとめ｜kesun4｜note