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詩集

417
noteを始めてから書いた詩を全て載せてます。 気付いたら400詩を超えてました😂
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記事一覧

詩)ぷかぷか

ぷかぷか ぷかと漂って あちやこちやと右往左往 訳もわからず漂ようて 空気に混じって霧散し…

kesun4
2か月前
42

詩)砂上の楼閣

空から降る砂は 足下に散らかって どれだけ降り続けるのか 分かりはしないけれど 時おり、足下…

kesun4
6か月前
48

🍎詩)在りし日に

夜の帳を蝶が舞う 騒がしい街の律動 禍々しさを眩い光に隠し 隣の人はのっぺら坊 慌ただしく…

kesun4
1年前
81

詩)屑ガミの中身

悲しい歌はルララルララと 目の前を通り過ぎて行った 大きな世界の何とかよりも ポケットの小…

kesun4
1年前
75

日々、日々

お元気ですか? いかがお過ごしですか? 毎日はただ流れゆく景色のようで くさびを打つような…

kesun4
1年前
67

詩)嫌にすらならない

ひらり、ひらりと 淡い白は降りてきて 両の腕で肩を抱き さすれども、さすれども 温もりは生ま…

kesun4
1年前
67

詩)あちら

車窓から見える星は ずっと遠くにあって その手につかむ事など 叶うはずもないと言うのに まるで近しい友の様に 悲しい夜も 楽しい夜も そっと物も言わずに こちらを見つめ 私はあちらの事など 何も知りはしないと言うのに あーだこーだと 妄想を膨らませては ありもしない姿に 時には嫉妬し 時には畏怖の念を抱き 時には共感し 時には拒絶する 隔てたられた世界は その全てが現実で こちら側は私の中の世界 あちら側は私の外の世界 流れ行く景色に 私は何を思い 何をすれば良いのか

詩)優しい嘘

また、今度でいいよ 一緒にいられたらそれだけで幸せだよ 嘘じゃないんだ 嘘じゃ 本当に側に…

kesun4
2年前
79

詩)カケラ

崩れ落ちて散らばった私 色んな形の色んなカケラ 尖り、丸まり、大小様々 1つ1つ拾いあげ …

kesun4
2年前
90

詩)いつか

いつかのあの場所が いつの間にかセピア色に染まり 朧げな記憶は途切れ途切れ いつかのあの場…

kesun4
2年前
76

🍎詩)骸

目の前に蝉の骸 ひっくり返って固まって 今も辺りはミーンミーンと 他の蝉の声が響く 青空に…

kesun4
2年前
74

🍎詩)そらの“あお”

難解な言葉とメタファーの群れは メェメィと声を上げて群れをなし はみ出してはいけないよと …

kesun4
2年前
86

詩)梅雨が終わり、また、夏が来るらしい

雲から逃げ出した雨は 地面を叩いてはしゃぐ 一定の律動は心地よく 目の前の景色が歪む 海の匂…

kesun4
2年前
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🍎詩)詩う

名も知らぬ鳥が歌う 何かを憂いているのか 喜びを語っているのか 風の音や木々の囁きを消して 頭蓋の壁を左右に叩く 何かを伝えたいのか 伝わらずに嘆いているのか 歌い疲れ満たされたように 羽音を残して 深い緑の一部となった その歌は詩に変わる事なく 私の中に置き去りになる 悲哀も歓喜もなく 美しい声は海馬に刻まれ 記憶の片隅に鎮座する