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短編小説。

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#邦ロック

本当はね。

せっかくの日曜日なのに今日もバイトに出てきている。
「あと2時間…」
バイトってなんでこんなに時間すぎるの遅いんだろう。
私が見ない間に誰かが時計の針止めたりしてるんじゃないかってくらい時間が進まない。早く帰ってベッドに飛び込みたい。
「いらっしゃいませぇ」
あ、待って。やばいやばい。
何を急に焦っているんだって?
だって「あの人」が来たから。
私が最近気になってる「あの人」が。
彼がレジの死角に

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Ending

「今日さぁ、バイトでこんなことあってさ…」
「うんうん」

「今日服買いに行ったんだけどさ…」
「えー!どれどれー?」

「この前友達がさ、めちゃくちゃ面白くて…」
「ははっ、うんうん」

二人でいるといつでも僕は僕の話ばかりで。
今思えば、どれだけ君の話を聞いていただろう。
そんな僕でも、君はいつでも笑顔で話を聞いてくれていた。

***

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