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ARB - ウィスキー&ウォッカ ← 日本ロック界で最初のラップナンバー?

君はARBをご存じだろうか!

ARBは、石橋凌がボーカルの超骨太ロックバンド。社会の在り方に対して異議申し立てをするようなメッセージソングが多く、当時高校生だった僕はものすごく影響を受けた。石橋凌は俳優のイメージが強いが、元々は生粋のロックンローラーだ。

昨日は、日本最初のラップだと思われる『オッペケペー節』を紹介した。今回はARBの『ウィスキー&ウォッカ』。もしかして日本のロックバンドで最初のラップはこれかな?と思ったので紹介する。

めっちゃカッコいい!ファンキーなギターサウンドに石橋凌のリズミカルなラップ!この曲は1982年に発売されたアルバム『W』のオープニングナンバー。この時代にこんな曲をやるなんて。

日本の他ジャンルアーティストのラップナンバーといえば、1984年にロック界では佐野元春が『COMPLICATION SHAKEDOWN』を、歌謡界では吉幾三が『俺ら東京さ行ぐだ』をリリースしている。この2曲もカッコいいが、『ウィスキー&ウォッカ』はこれらより早い時期でのリリースなんだよね。すごい。

曲の内容は「ある店でアメリカ人とソ連人が些細な事でケンカになって、レジをしていた中国人もびっくり。次第に騒ぎが広まってしまい、アメリカ・ソ連・中国が、国中あげてのにらみ合いに・・・」というもの。当時は東西冷戦だったからね。時代を風刺した作品だ。

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現在はラップ音楽は沢山あるけど、この時代にこんな曲をやっちゃうんだね!イケてるアーティストはやることが早いよ!😎

因みに石橋凌の娘さんが女優の石橋静河。数年前には令和版『東京ラブストーリー』で赤名リカ役で出演していた。昨年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では 静御前の役で出演していた。良い女優さんだよ~✨

昨日の『オッペケペー節』はこちら
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