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「ストレスを感じてるんだよ」と、自分を客観的に見てあげるのが大事

「ストレスはあって当たり前」
「ストレスに押し潰されそうでも、それに耐えるもの」

そういう風に思っている人が多い。

僕が仕事関係の人たちと話していて、いつも感じていることだ。

ストレスを無視している人が多い

僕は一昨年の春に「膠原病」という病気にかかり、今でも療養中だ。

仕事関係の人たちと、僕の病気の話になることがある。
僕の病気の原因のひとつにストレスがある。
(というか、ストレスが占める割合がかなり多い)

僕は自分のことを例に出して、「自分の体は自分で労わったほうがいいですね」「ストレスが最大の敵ですから」と、よく話す。

そのときの彼らの反応は、「そうですよねぇ~… ストレスはねぇ~… しかたないですよねぇ~…」。
大体こんな感じだ。

〈ストレスが体に悪いのはわかっている。しかし、それはしかたがないこと。ストレスはあって当たり前。なんとかそれに耐えていかないと…〉
彼らの考えはこんな感じだ。


彼らは日々仕事に追われ…

もしも彼らがnoteやTwitter等、なんらかのsnsをやっているのであれば、視野も広がり、世の中には様々な考えがあるのに気づき、僕が言っていること(ストレスが最大の敵)を分かってくれるかもしれない。

しかし、彼らにはsnsをやる時間がないのだろう。
日々仕事に追われ、仕事中心の生活になっているように見える。

一般的な会社員の世界。昔ながらの考え。そういう環境の中にいると、そこでの常識が当たり前だと思ってしまう。
「仕事はきついもの」
「仕事はモーレツにやるもの」
「病気になるのは自分が悪い」
「ストレス? 精神力が足らないんじゃないの?」…等。
そんな考えになる。

実際、僕も数年前まではそうだった。
オーバーワークで寝る以外はほとんどが仕事。
当然 仕事関係の人たちとの接点が圧倒的に多い。
インターネットはやっていたが、〈なにかを調べる便利なツール〉くらいにしか思っていなかった。
ネットの中のもう一つの世界であるsnsは知ってはいたが、それに触れようという思考が全くなかった。

結局 僕の考えも、上に記した(一般的な会社員の世界…)のと同じだったんだよね。
「自分を労わろう」という考えが乏しかったのだ。


何事も仕事優先は危険すぎる

「自分を労わろう」という考えが乏しい….。

これは危険なことだ。

オーバーワーク時代、僕の体は何度も悲鳴を上げていた。
例えば腰痛。疲労の蓄積で腰痛にはかなり悩まされていた。
だましだまし仕事をしていたのだが、ある日の午後、営業が終わりコンビニの駐車場に車と停めて休憩をしていたとき、腰痛がかなり酷くなり動くのが本当にしんどい状態までになってしまった。
〈今日はもう仕事できないのでは…〉と思ったが、近くのマッサージ店に電話をしたら予約が空いていたので、治療に行きなんとか復活し、また仕事に戻った。
本当は、その日の仕事は終わりにした方がよかったんだよね。
だけど僕は終わりにしなかった。

腰痛以外でも、このようなことは何度もあった。
体に不調があっても〈まだ大丈夫だろう〉と仕事優先にしてきた。
体に不調があるということは、それ自体がストレス。それがメンタルにもリンクする。
メンタルは見えない部分なので分かりにくい。いくら〈俺は強い気持ちでいるから大丈夫だ〉と虚勢を張っていても、ストレスは蓄積していくものだ。


まずは、やんわりとストレスの話を伝えていく

彼らはとにかく仕事に追われている。
彼らの表情からは苦しさがにじみ出ている。
「う~う~」と心の声が聞こえてくるようだ。

僕は彼らと話すとき、本当はこのnoteで語っていることを話したい。
「自由」
「人生の主役は自分」
「夢は必ず実現する」
「本当に好きなことをやろう」
「どうすれば幸せでいられるか」
「どうしたら笑顔でいられるか」…等。
これらを意識することで、自分の人生と向き合える。
向き合うことで「本当に大切なもの」が見えてくると思うんだ。

しかし、いきなりこういう『自己啓発系』の話をしても、引かれるだけ(笑)
引かれたら、どんなに僕が力説しても彼らの耳には入らないからね。

だから、さりげなくやんわりと、まずはストレスの話をすようにしている。

幸い?(笑) 僕は「膠原病」という病気にかかっているので、ストレスの話はしやすい。
それをきっかけに話を進められれば、「ストレス→メンタル→自己啓発…」という流れで、深く入っていけるかもしれない。

そして、僕が言いたいことが少しでも彼らに伝わればいいな、と思っている。

大切なのは、自分を客観的に見てあげれることだよね。
「ストレスがいかに体に悪いか」を意識してもらえればいいな!
更に「自分の人生で本当に大切なもの」も意識してもらえればいいな!

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