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#読書感想文 No.60

人に薦められ、下記の本を読みました。

ここのところ、仕事関係の書籍しか読んでいなかったので、息抜きに…と思って読んだのですが、なかなかに息の詰まる内容でした(笑)。

ということで、今回は久々に本を読んで感じたこと、考えたことについて書いてみようと思います。

最後までお付き合いいただけると幸いです。

カップル・男女・砂浜・ビーチ・夕暮れ・波打ち際・じゃれる

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昨今では、男性と女性の脳の構造が違う、ということがフォーカスされ、肚落ちされる方もいれば、愛想を尽かす方もいることと思います。

私は男性ではありますが、いくつかの書籍を読んでみて思うのは、男性は女性に比べて、とにかく勝てる要素が少ないということです。

…ここからは、差別的な発言に感じることもあるかもしれませんが、どうか説明を進めるうえでの例示として、ご容赦いただきたいm(__)m。

まずは家事についてですが、毎日マルチタスクをこなしていくことって、ほとんどの男性には難しい行為です。

それでも得意だという男性は女性脳の気質があり、女性でも苦手な方は男性脳の気質があるのだと思います。

ただし、大切なのは「オレにはムリ‼」と逃げないことです。

家族・男性・父親・子供・幼児・砂浜・遊ぶ

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料理を覚えることで、プロジェクトマネジメント能力を鍛えたり、掃除をすることで、合理化・効率化のヒントが拾えるかもしれません。

また、ご結婚されていたり、特定のパートナーがいる方は、相手を観察する能力が大切です。

喜怒哀楽そのものだけでなく、そのトリガーとなる要因についても把握しておくと、「今日は楽しみにしているドラマがあるって言ってたから、その時間は楽しく過ごしてもらおう」と予測立てて行動できるはずです。

これも、ビジネスにおいての「心遣い」につながる行為ですよね。

一流のビジネスマンは家庭円満、というように、社会人として配慮が出来るのであれば、家庭内でもわざわざ意識して行うこともないですよ…ね?

「自分の家くらい、のんびりしたい‼」と思う方もいるかもしれませんが、のんびりできる空間は、あなただけが築いたものではないはずです。

どうしても動けないときは、相手に感謝の気持ちを素直に伝えましょう。

カップル・男女・感謝・フレア・逆光・ハグ・白いドレス

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遠回りに本書の内容を触れましたが、本書の面白いところは、夫側と妻側の両方の視点で別々に描かれているところです。

…もう一つの視点もあるのですが、それは読んで確かめてみてください。

私も経験がありますが(爆)、気づいたときにはもう遅い…って、かなりよくある話です。

「ボタンの掛け違い」という表現もありますが、最初のボタンの掛け違いで気づかなければ、もう取り返しはつかないものです。

個人的な意見ですが、先に述べたような、家事そのものを分担するという物質的解決法は、あまり有効ではない気がします。

それよりも観察力や心遣い、感謝の言葉に溢れる環境を保つことが大切です。

また、問題が起こらないうちに、仲直りの方法や譲れない一線を話し合っておくことも、意外と効果的だったりします。

カップル・キッチン・料理・家族・家庭

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あらすじを一切語ることなく紹介していますが(笑)、本書は恋愛したい方、恋愛している方にとって、読んで損のない内容だと思います。

それは、恋愛が日常に溶け込んでいく過程で、少しづつ蝕まれていく心の在り様を、上手に捉えていると感じるからです。

離婚や離縁は、一般的には「ボタンの掛け違い」です。

ほんの小さな出来事が、ゆっくりと心を侵食していくことも、当たり前のようにあります。

どうか、穏やかに恋愛関係を育む上でも、ぜひ本書を手にしてみてはいかがでしょうか?

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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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