「仕事初め」は気づきがいっぱい。
今回の年末から年始にかけての長期休暇は、年末寄りになっていて、すでに「仕事初め」されている方も多いのではないでしょうか?
私も、半日ではありましたが、今日から2021年の仕事がスタートしました。
普段は、職種も職場も、皆さんと共有できるような有益な情報が無いのですが、今回は「休暇明けの仕事への取り組み方」というテーマで書いていこうと思います。
最後まで読んでいただければ幸いです。
あ、そういえば、プロフ画像を期間限定で変更しました(*'▽')。
「誰やねん?コイツ…( ̄д ̄)」と思った方は、
…んー…。
まあ、そのまま読み進めてもらってOKです(笑)。
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「ゼロベース思考」とまでは行かなくても…。
仕事というのは、社会生活を過ごす上で非常に大きなウェイトを占めています。
「働き方改革」への取組みとして、多くの企業が労働者の「ワークライフバランス」を調えるべく、就業規則等の見直しをしていますが、それでも、多くの方が今も尚、「仕事を休む」ことに抵抗感や罪悪感を感じているのではないでしょうか?
私の現在の仕事は製造業で、さらに言えば持分会社のため、株主という監視者が存在しません(…という体で書いておきます)。
よって、在宅ワークは不可能であり、…呆れてしまうのですが、この世界的に感染対策が叫ばれている中、私以外の作業者がマスクすらしていないというリテラシーの低さを指摘する声もありません。
…これ、大問題なのですが、実は製造現場などでは、このような状況に違和感や危機感を感じない人間も多いのです。
なぜ、このようなことが起きるのでしょう?
私は「慣れ=思考停止」が原因だと考えています。
少し厳しい言い方ですが、自分の生活だけを見て、それ以上の(社会を見るという)視野を持とうとしないことは、社会人としてどうかと思います。
せっかく長期休暇で、仕事から離れたのですから、多くの情報にアンテナを張って欲しかったと思います。
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…話が逸れましたが、仕事から長期に離れる機会というのは、一般的にはなかなかありません。
再び仕事を再開するにあたり、休暇中に得た情報や、離れたからこそ気づくことがあると思うので、「仕事初め」では、それらの情報を統合したうえで、業務改善をしていくチャンスだと私は思います。
例えばですが、朝一の段階で自分が何をすればいいのかわからず、手待ち時間を作る従業員がいるとします。
特に新年最初の就業日においては、このようなケースは多くみられると思います。
普段の作業でも同じことなのですが、作業効率の悪い方というのは、作業を「点」で捉えているので、作業の合間にスキマ時間が生じます。
そして、こういった方の特徴として、「報告・連絡・相談」までの時間も無駄が多いものです。
時間というのは、「流れ」があります。
「点」から「線」に意識を変えるだけでも、かなり違うと思うのですが、これもやはり、気づけるかどうか?で明暗が分かれます。
…なんかグチに聞こえるようでしたら申し訳ないですm(__)m。
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「チャンス」は誰にでも訪れる…。
ちょっと感情が入ってしまいましたが(笑)、業務改善というのは、微細な部分に気づけるかどうかで、その後が大きく変化します。
主に金融などで用いられる「レバレッジ効果」という言葉がありますが、この考え方は、汎用性が高いです。
私の好きな言葉の一つに「チャンスの神様には前髪しか無い」という諺があります。(下記は参照したWikipedia)
常にチャンスを逃さない準備をしていた者だけが、チャンスを手にすることができるということですが、これを二つの視点で考えてみましょう。
一つは、「自分軸」です。
チャンスを見逃さないよう、日々の努力を怠らず、自身の能力を高めることに貪欲な人は、チャンスを手にする確率が高そうです。
ですが、このような人でもチャンスを手にすることは容易ではありません。
反対に、特に意識していなくてもチャンスを手にする人もいます。
これは、二つ目の視点である「時間(空間)軸」が作用しています。
どれだけ研鑽を積んでも、自分の所にチャンスの神様が訪れるかどうかは、誰にも分かりません。
ただ待つのではなく、予測を立て、自ら捉えるために行動できるか、これもチャンスを手にするには大切な要素ではないでしょうか?
さらに言えば、早くチャンスを手にすることができれば、その分、大きな飛躍をする確率も上がると思っています。
これが「レバレッジ効果」が働くと考える理由です。
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「気づき」は「チャンスの種」
今回は「仕事初め」によって得られる「気づき」ということで、仕事を主眼に置いた話となっていますが、そもそも「気づく」ためには、何が必要なのでしょうか?
これも「二つの視点」が必要だと私は考えています。
その二つとは「今までの視点」と「今までとは違う視点」です。
私がよく「地図」に例える話なのですが、「目的地」が分かれば辿り着けると考える方は無駄な選択をすることが多いです。
大事なのは、自分が今どこにいるのかが分かっていることです。
スタート地点が分からないのにスタートをしても、ゴールに辿り着くことは出来るかもしれませんが、最速最短な道ではないでしょう。
ですから、視点の話に戻しますが「今までの視点」を知ることは、とても大切です。
仕事から離れていて、再開する時に違和感を感じたのなら、「今までの視点」を確認してから「今までとは違う視点」を注視しましょう。
そうすることで、作業を「点」ではなく「線」で捉えることができ、「自分軸」と「時間(空間)軸」のマトリクス分析をすることで、きっと業務の改善や効率化は進むはずです。
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私たちの職業人としての寿命は、今後ますます伸びていくことでしょう。
道のりが伸びるということは、チャンスと巡り合う機会も増えることと思います。
ですが、一生かかってもチャンスを手にすることのできない人も増えると思います。
そうならないためには、いかに多くのアンテナを張り巡らせ、気づきを得て行動するかがカギとなります。
多くの方が新たな自分になることを誓い、頓挫する新年のスタートを、しっかり地に足をつけて進んでいきましょう!!
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。
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