見出し画像

選択をどう捉えるのか?拡張するのか、縮小するのか…

思い付きから始まった通信制大学での日々。

仕事と学業の両立は大変な面もありますが、自分の成長を感じることのできる貴重な経験でもあります。

そんな社会人大学生というライフスタイルも、あと10日ほどで始まる最後の学期をクリアすれば、ひと区切りします。

つまり在籍している大学のネタは、来年の3月で終わりとなります。

…またネタに困りそうだな…(;´・ω・)。

ということで、今回は書けるうちに書いておこう、大学で学んだことについて書いてみようと思います。

最後までお付き合いいただけると幸いです。

ドア・扉・取っ手に手をかける・スタート・始まり

ーーーーーーーーーー

大学に入学し、最初に戸惑ったのが履修計画でした。

いくつもの興味深い講義から、自分の学びたいもの、学ぶべきものを選択し、カリキュラムを組み込んでいく作業は、なかなかに頭の痛い作業でした。

他の大学の規定は分かりませんが、単位取得にはいくつかの制限があり、例えば、一年間(春期・秋期)に取得できる単位数は45単位以下と定められています。

初学期は、どの程度のレベル感か計れない状態で、取得単位数を定めるのですが…思い返してもドキドキでした。

私はでき得る限り前倒ししたかったので、1コマ1単位・2コマ2単位の講義を45単位、制限ギリギリで受講する選択をしました。

最初にしっかりと習慣化したかったからです。

また、年次が上がれば難易度も上がりますから、バッファを取りたかった狙いもありました。

結果のみをお伝えすれば、2年間で90単位取得、4期で3回「学業優秀者奨励金」という成績優秀者に与えられる学費免除ボーナスを得ることができました。

…noteでは劣等生ですが、大学の成績はまずますという感じです(笑)。

黒板・チョーク・選択・チョイス

ーーーーーーーーーー

さて、一般的な話になりますが、どの大学でも自分の進むべき道を決める学部や学科を決めなければなりません。

通学制の大きな大学では、この選択の違いが進路に大きく影響することもあるでしょう。

主に「文系・理系」と大別されると思いますが、現在の私の専攻は「IT総合学部、起業・経営コース」という聞き慣れない分野を選択しています。

大学の打ち出すスローガンは「ITのわかるビジネスパーソン」。

最新技術の知識を学びつつ、それをどのようにビジネスに落とし込んでいくか?という命題を、起業・経営分野で突き詰めていくための勉強をしています。

一見、コアな学部・学科(コース)に聞こえるかも知れませんが、履修を通して感じるのは、非常に汎用性の高い分野を選択できた、という印象でした。

日本のビジネスパーソンには、この汎用性を求める傾向が強く、昨今「ジョブ型雇用」が叫ばれてはいますが、未だにメンバーシップ型の雇用が根強く残っています。

…いわゆるジェネラリストであるほうが、企業に重宝される実情を考えれば、広範な知識を網羅的に学べるのは、大きなメリットがあるように感じます。

実は、現在の大学の最大のセールスポイントはIT分野の専門性の高い人材の輩出なので、IT系スペシャリストの学生が多い中、逆にニッチだったりもしますが…。

ともあれ、私自身の特性とは非常にマッチしたカリキュラムなので、学びを楽しむ余力をもって臨めています。

キューブ・ブロック・個性

ーーーーーーーーーー

タイトルにある選択の拡張・縮小について解説します。

大学の学部・学科は代表例なのですが、「起業・経営コース」という文字から想定できる学習とは、どのようなものを想起するでしょうか?

起業という言葉から、非常に限定的な知識をイメージする方もいるかもしれませんが、実情は、経営という言葉も含め、ビジネス知識全般を修得します。

それはスキルや知識だけでなく、マインドに至るまで、です。

アントレプレナーシップという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

【アントレプレナーシップ】
企業家精神。新しい事業の創造意欲に燃え、高いリスクに果敢に挑む姿勢。

個人的な見解ですが、ビジネスに限らず、社会生活でクリエイティビティとリスクマネジメントは必須能力であり、使いこなすには決断する覚悟や貫き通す熱意が求められます。

つまり、アントレプレナーシップの習得こそが私の選択する専攻コースで習得すべき精神性だと私は思うのです。

…あくまでも個人的な見解なので、正しいかどうかは分かりません。

ただ、選択したモノに対して、「専攻する分野だけ学べばいい」と縮小的解釈するか、「専攻とはきっかけに過ぎない」と拡張的解釈をするかで、自分が得る学びの領域が大きく異なると考えています。

であるならば、私はどこまでも拡張させ、汎用性という専門性を磨いていきたい、そのように考えています。

残された学生生活、さらなる成長をしていきたいものです。

ーーーーーーーーーー

ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?