人間観察って、どこを観てるの!?
今回はストレートなタイトルにしてみました。
あなたの周りにも「趣味:人間観察」や「好きなこと:人間観察」というプロフィールの人いませんか?
私も人間観察は好きですし、昔は人通りのあるベンチで10時間ほど人の流れを眺めていたこともあります( ̄▽ ̄;)。
ですが、興味がない人にしてみれば、単純に「人間観察って、どこ観てるの?」と疑問に思いませんか?
ということで、今回は私の場合は…という限定されたケースではありますが、人間観察とは何を観察しているのかについて、書いていこうと思います。
最後までお付き合いいただけると幸いです。
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Q1.どこで観察してるの?
私は現在、公共交通機関を利用しつつ、約1時間かけて通勤しています。
ですから、主に電車の乗客や、降車後の人の流れを観察させていただいています。
混雑時にスマホ操作はしないようにしているので、窓の外を眺めつつ、車内を見渡したりしています。
…あまり大っぴらに公開はしていませんが、私の身長は180cm以上あるので、誰かと目線が重なることも少ないので、観察しやすい体躯であるとも言えるでしょう。
これは推測ですが、人間観察を行う人は多く存在しますが、身長というパラメータは、何を観察対象とするかに影響を与えるかもしれません。
仮に身長が150cmだった場合、自分より背の高い人が増えるため、見上げるよりも俯くことが増えると思います。
そうなると、服のシワやカバン、靴のセンスといった部分に注意が向くのではないでしょうか?
たまに、見上げるしぐさをする方に遇いますが、大抵の場合はガッツリ目が合うので、お互いに観察どころではなくなると思います。
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Q2.どこを観察しているの?
私個人としては、外見を観ているのではなく、しぐさや所作などから、その人の性格や人生観を予測するのが好きです。
…厳密には好きではなく、興味本位なのですが…。
全くの他人の性格や人生観など、分かるはずもないのです。
その永遠に分からない問題を考えるのが好き、ということなのだと思います。
例えば、電車が混雑してきたにもかかわらず、扉付近で動かない人がいるとします。
なぜ動かないのか?
その理由を、観察しながら得た情報から仮説立てます。
足元にカバンを置いているのであれば、カバンを持ち上げて移動するのが面倒だと考えているのか?
スマートフォンを見ているということは、座席で寝たふりをする人がいるように、混雑に気がつかなかったということにしているのか?
…といった想像をするのです。
正解は一生分かりませんが、仮説を立てて推測するというスキルは身につくと思っています。
まあ、見当違いも甚だしい推論もしているのでしょうが…(笑)。
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結論
人間観察とは、他人の動向を推測すると考えることができますが、そこがゴールではないと個人的には感じています。
「人の振り見て我が振り直せ」の言葉通り、他人の姿に自分を投影しているのだと思います。
例えば、人の歩き方には、かなり個人差があります。
背中を丸めて歩いている人を見かけたら、自分はどうかと正してみたり、靴のかかとが左右で擦り減り具合が違っていたら、自分の歩き方を意識してみたり…。
逆に背筋を伸ばして颯爽と歩いている人は見習いますし、急な着信で立ち止まって通話している人は、大抵の場合、言葉遣いが丁寧な対応をされているので、その意識の高さを自分も持ち合わせようと試みたり…。
自分の存在は、鏡でもない限り見ることは出来ませんし、社会生活において、自分を注視する機会はなかなかありません。
ですから、他人を観察することで自分の姿を想像し、理想の自分像を形成していくことが、人間観察という行為には含まれているのだと思います。
…信じるも信じないも、あなた次第です(おいっ)
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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。
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