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大分県別府市上野口(野口原)の歴史講座をさせて頂きました!

ごきげんよう。

はじめに
私は13日(水)に、別府市コミュニティーセンター「芝居の湯」で
『大分県別府市上野口の歴史講座』と題して講演をさせて頂きました。
おかげさまで、歴史を通じて地域交流ができて、たいへん嬉しく思います。
そして、お越し頂いた皆様、準備から当日までご協力・ご支援いただいた皆様、
このような素敵な機会を頂きまして、本当にありがとうございました!!

レキシnight について
今回の歴史講座は「レキシ night」のプログラムとして行われた。
レキシ night は、2016年に別府大学の文学部 史学・文化財学科 の学生が中心となって始まった企画で、学生が社会人に対して、大学で学んだり、研究している「歴史学」について各々が好きなテーマや切り口でプレゼンしていくというもので、学生たちが歴史学を通じて企業や社会と接点を持つことが企画の目的である。
歴史学を活かせる専門的な仕事は、研究者、教員、学芸員、アーキビスト、自治体に属し史料や文化財を調査する専門職などに限られ、求人や採用に関しても狭き門であり、必ずしも全員が希望職種に就けるとは限らない。
しかし、「歴史学の可能性を広げる」という発想があれば、社会の中で歴史学を活かせる仕事が他にも見つかるかもしれないし、それがキッカケとなって歴史学を活かした新しい仕事が生まれるかもしれない。
レキシ night は企業や人を絡めることによって歴史学の可能性を広げようとしている。
つまり、学生たちが大学で学んだことや研究したことを少しでも社会に還元することで、「歴史で飯を食える」チャンスや仕組みを生み出しているのだ。

レキシ night との出会い
私がレキシ nightのことを知ったのは数カ月前のことだ。
2019年(私が1年生の頃)までは活動をしていたそうだが、コロナ禍の影響で止むを得ず活動休止を強いられ、運営メンバーも事実上の解散となってしまった。
そんなある日、レキシ night の生みの親である宮井さんから「活動を引き継がないか?」とのオファーがあった。
私はコンセプトや先輩たちがやってきた取り組みに感銘を受け、喜んでオファーを受けることにした。
それが、私とレキシ night の出会いである。

『大分県別府市上野口の歴史講座』
2021年10月13日(水)、別府市コミュニティーセンター「芝居の湯」で行われた
『大分県別府市上野口の歴史講座』は、レキシ night が復活した記念すべき企画になった。
参加費は絵葉書、手拭い、ボールペンなどのお土産付きで500円。
地元の方を中心に14名の方が来場してくれた。
内容は私が上野口(野口原)の歴史をスライドや写真を用いて40分くらい喋り、
APU(立命館アジア太平洋大学)1回生の廣瀬大地くんが「桶を売れば別府が儲かる」という斬新で面白い話を10分くらい喋るというものだった。
私は講座をやると決まるまで、上野口(野口原)の歴史を詳しく知らなかったので、
野口原墓地、野口原競馬場、野口原五輪塔群、上野口に眠る人物、今は亡き「米軍キャンプ施設」の残像、とテーマを決め、徹底的に調べ、史実の正確性はもちろん、自分なりの切り口やオリジナリティーを大切にすることを心掛けた。
特に、私が大学で専攻している「アーカイブズ」や「日本近代史」の視点であったり、「モダン」や「レトロ」といったポップな切り口を取り入れ、お客様が興味を持ち楽しんでくれる工夫をした。
いざ喋ってみると、準備の成果が出たのか、客席から「おー!これは知らなかった!」「すごい!!面白い!!」という声が聞こえてきた。
ありがたいことに、講座が終わってからも声を掛けてくださるお客様が多く、
「これからも別府の歴史を掘ってください!応援しています!」といった激励、
「ここは○○だから△△という風な説明の仕方が良いと思う!」といったアドバイスなどたくさんの方々から温かいお言葉を頂いた。
私はすごく嬉しかった!
と同時に、歴史を通じて地域交流ができたという手応えを感じた。
そして、「歴史を通して人や街のために貢献したい。」という目標の第一歩になったような気がした。
今回の講座で、上野口(野口原)には深い歴史が残っていることが分かり、
「宗教、文化、娯楽、人、教育、政治、経済・・・」
いろんな視点から歴史を掘り起こしていくと
面白いものが出てくると同時に
街に対する誇りや可能性を感じることができると思った。
これからも、レキシ night を通して地域の歴史を掘り起こし、街や人のために貢献したいと本気で思う。

本日も最後までお付き合い頂き、誠にありがとう。

ごきげんよう。

さようなら。

お世話になっている方々へ
いつもお世話になっております!
全ての活動を通して、私はいろんな方々に支えられており、応援して頂いているということを実感しております!
本当にありがとうございます!
これからも、ご縁を大切にし、感謝の心を忘れずに邁進していきますので、何卒よろしくお願いいたします!

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