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[ちょっとしたエッセイ]無益な暇のために

ふと、耳に風が伝う。
あ、なんだか心さみしい。
かといって、何をするでもない日常。
そんな日々に彩りをもたせるのはどんなことでしょうか。
本を読むも、そう。
目を凝らして周りの風景を見ることも、そう。
何か考え事をするも、そう。
人それぞれ、当たり前のこと。

でも無心になるとしたら、僕は音楽を聴く、を選びます。
耳をくすぐる、耳を満たす、耳を刺激するなどなど、
耳から得る感覚が僕は好きで、そして安らぎ、安心するんです。

ひとりでいられる時間のほとんどは、何かしら「聴く」ことをするようにしています。
というより、聴いていないと落ち着かなくなる、でしょうか。
うれしいときも、かなしいときも、怒れるときも
傍には、音楽があり、記憶のしおりの役割にもなっているようです。

はじめて恋に破れたときに聴いたのは、Elton John の Goodbye Yellow Brick Road。
大学生になって、なんだかはじめて人生を意識したとき。Fishmans の感謝(驚)。
社会人になって心が折れそうになったとき。小沢健二の強い気持ち・強い愛。
この人と一緒になってもいいかなと思ったとき。The Get Up Kidsの Long Goodnight 。

たぶん列挙したらきりがないでしょう。思い出の数だけ、思い出の曲がある。
別にその時代の最新の音楽をむさぼるわけではなく、新しかろうと、古かろうと、出会ったときが、僕のヒットチャートなわけで、自分にとってのいいものは、新旧関係ないのです。
そんなことを考えながら、今夜もプレイリストをつくってみました。

これを見て、聴いて、なんの参考になるわけでもないのですが、たまには他人のプレイリストを覗くのもいいもでしょう。
なにかご感想などあれば、コメントにておしらください。ひとことでもうれしいです。

では、よい夜を!


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