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芥川の英訳がなんか色々とやばそうな件

久々に英語の読解力を上げたいなと思い、そういえば昔KINDLEで洋書をいくつかDLしたなーと探してみました。
すると、芥川の英訳本がありました。
内容もだいたい知ってるし、じゃあこれから読んでみるかーとパラパラとページをめくってみると、序文で森鴎外をHori Ogaiとしていたり、恐らく清水寺をShimizu Templeと訳していたり、なんかヤバイ雰囲気が漂っています。
あとそもそもこの表紙。

「羅生門」のタイトルになぜか近藤勇(新撰組)の写真。
一応知らない人のために言っておくと、近藤勇は新撰組の局長で、幕末京都で活躍した人、「羅生門」は平安時代の京都のお話。
ぎりぎり京都つながりではあるけど、時代が全然違う……

追記
この写真の侍は近藤勇ではなく中岡慎太郎でした。いずれにせよ幕末の侍ですが…
誰もこの表紙に突っ込まなかったんでしょうか??

訳の質も怪しい気がするので読むのはやめときました。
そういえば買ったばっかのときも同じ理由で読むのをやめた気がします。

結局ベタに「老人と海」をDL。
KINDLEでは100円ぐらいで買えました。
こちらは英語が原文なので訳がどうとかいう心配はありません。
ちらっと読んだけど、いけそうですね。

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