【おうちでフットサル⑯】~8(エイト) 3-1の戦術~

コロナの影響で家でできることを探している方へ。

【おうちでフットサル】と題して僕からフットサル勉強教材のプレゼントです。

是非頭の中で1回整理してみてください。

そして、この一件が収まったらプレーで実践しましょう‼️

○8(エイト)○

エイトとは、3-1の時の下の3人の選手のローテーションの種類の1つです。

八の字に3人が動くことからエイトと呼ばれます。

僕はフットサルを初めて一番最初に習ったのがこの動きでした。

もちろん、どう動くのかを覚えることも大切ですが、その動きをすることで起こる "原理"をしっかり理解して動かなくてはなりません。

・8(エイト)のローテーションの仕方と "原理"

*真ん中の選手は左右どちらかにパスを出し、出した方向に寄っていく。

*ボールを持っている味方のマークへブロック(orカーテン)をしに行く。

*ボールを持っている選手は中へ運ぶ。

*ピヴォへのパスを探りながら真ん中まで運んだら横パス。

*同じ動きの繰り返し

*ピヴォへのパスコースができたらピヴォに当て、他の選手が関わりに行く。

このローテーションで大切なのがピヴォを常に見ながらプレーすること。
エイトを初めてやる選手にありがちなのがローテーションを行う、横パスを出すのが目的になってしまうこと。
こうなってしまうとボールを受けてからずっと身体が横向きになり、ピヴォを目指したプレーにならないためDFに横パスを狙われてしまう。

ピヴォへのパスを狙いながらボールを運ぶ。
だから、DFは"絞り"、ピヴォへのコースを切る。
だから、横パスを出す。
という風に優先順位を常に間違ってはいけない。

これが "原理"です。
あくまでもゴールへ向かうための戦術であって3人で回すためのものではないと言うことを忘れずにプレーできればまた1つ、レベルアップできます!

・ピヴォを使う以外の方法

ピヴォがあえてどちらかのサイドに寄ることでその反対サイドの背後のスペースを狙う。

┗ ブロック(カーテン)&コンティニュー

*第6回参照

┗ パラレラ

*第13回参照

このようにこれから勉強していく本格的なフットサル戦術にも今まで勉強してきた基本的な動きが出てきます。

逆に言えば、フットサルの戦術とは基本的な動きの組み合わせでしかないのです。

その容量が多いほどプレーの選択肢となり、プレーにも幅が広がり、フットサルへの理解がもっと深くなっていきます!

【おうちでフットサル】全編をしっかりと見て理解出来ている人はプレー中の景色が本当に変わってくるかもしれません!

決してバカにできませんよ!?

騙されたと思って続けてみて下さい‼️

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説明の中で、「スペインでは~」「スペイン人は~」という伝え方を多くしていますが、理由としては2つあります。

1つは、スペインはフットサルの動きや戦術が細かく確立され、整理されていること。
なので、幼少期からそれを学び、プレーしてきた選手たちはいわば動く教科書なのです。
おおらかなイメージですが皆基本に忠実な動きをします。
だから、ここではあえてこういう伝え方をさせてもらっています。

2つは、自分がその環境でそこに行った人しか分からない経験と実際にプレーして感じたものを噛み砕いて説明し、皆さんに知ってほしい。
それを伝える義務があると思ったからです。

皆さんにも
もっとフットサルを理解してほしい。
もっとフットサルを楽しんでほしい。
それが日本のフットサルの進歩に繋がると思ったからです。
なので、なるべくプレーヤー目線で細部まで拘っていきたいです。



最後まで読んで頂きありがとうございました。



皆さんのフットボールライフに貢献していけたらと思います。

ありがとうございました。

Footballを通じて人間として成熟する。 これが僕の信条です。 僕は挑戦を続けます。 皆さんと胸を張って向き合えるような立ち振舞いをしていきます。 僕のその姿が、誰かの力になるように。