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主人公思考!?「うまくいっている人の考え方」を読みました。

kindleunlimitedで読めて、評価が高そうな本を読んでみました。
ポジティブな思考がまとまっている本です。率直な感想を綴ります。

もくじ
第1部自分を好きになる
 自分に寛大になる
 自分を大切にする
 自分を受け入れる
 自分の価値を信じる
 自分の人生を生きる
第2部よりよい考え方を選ぶ
 視点を変えてみる
 自分と出会う 人と出会う
 ポジティブに変える
 ありのままの自分を見る
 自分の手で人生を創り出す

*

思わず、付箋を貼った箇所があった。

他人の意見を優先すればするほど、自分が本当にしたいことをする自由が失われる。そればかりか、自由にものを考えることすら、できなくなる。
よほど深刻な問題でない限り、自分の身の回りで発生する問題は、自分の態度を変えるだけで解決する。

他の部分にも付箋をつけたので、読後見返してみると、
他人と自分の行動が結びつく部分に多く付箋がつけられていた。
本書には、自分に自信を持つような記述も多いけれど、私の場合は他人の期待や反応を気にする傾向があるようだ。

付箋をつけただけで、自己分析が進むと思っていなかったので、良い収穫であった。そんなことできたんだ、、、

*

本書のテーマは「自尊心をどう高めるか」ということです。ポジティブな考え方がたくさん詰まっています。正論です。しかし、私は日常的にこのような思考ができるのかと問うと、NOです。
・「批判を素直に受け止める」ことは大事ですが、冷静に受け入れる前に感情が先に値を上げてしまいます。
・自分の個性は唯一無二かもしれませんが、唯一無二を実感する機会が少ないです。
・「自分を信じる」ことは、やってみたいことですが、本当に信じられているのかわかりません。

ポジティブシンキングはよいことだとは理解しているが、心がついてこない場合が多いように感じてしまいます。私だけでしょうか。

*

自分の普段の考えや、読んでみての第一印象は上記のようなものでした。一方で、発見もありました。

本書に書かれているようにして、自尊心を高めている人がいることです。
マンガや映画の主人公の思考が本書のアドバイスと似ている部分が多くあることに気がつきました。

主人公は
・目標があります。
・行動を起こします。
・仲間を頼ります。頼られます。
・ポジティブな発言をします。
・めんどくさい人とは微妙に離れています。
・幸せを感じる瞬間があります。

あたまとこころが一致しているように思えて、うらやましいです。
幸せを感じる瞬間があるのは、物語の運命かもしれないですが、リアルでその瞬間をつくるのは難しいなと思ってしまいます。

*

本書の内容を生活の中で取り入れるのはある意味、難しいです。思考は今までの経験や知識に依存するからです。

だから、「マンガの主人公であったら、どう考えるか」を一旦考えるのがよさそうな気がします。好きなマンガの主人公であれば、よく知っているし、予想も付きやすいかもです。

最近の流行でいえば、「鬼滅の刃の炭治郎であったら、どう考えるだろうか」になりますね。ネガティブなときほど、別の人になりきって考えると、意外とよいかもなぁと思いました。

よく考えるのも自分。悪く考えるのも自分です。

最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。

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