気になったことに引っ張られる
今ドバイで一人旅をしています。フィリピンからジョージアに行く間のトランジットという目的ではありますが、ブルジュ・ハリファを始めとした高層ビル群、煌びやかな宝石市場、海の上の楼閣など、初めて来るアラビア世界を楽しんでいます。
しかし、旅の中でひとつ気がかりなことがあります。それは荷物についての不安が拭いきれないということです。
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半年間のフィリピンでの生活を終え、日本に戻ることなくドバイに来ました。そのため、生活していた時の荷物もそのまま持ってくることになりました。
今までバックパッカーを何度もやってきて、少ない荷物の旅には慣れてきましたが、今回は生活のための荷物も入っているため、いつもの旅とは荷物の量が異なります。
そもそも数日間過ごす旅用の荷物と何日間も過ごす生活用の荷物は異なります。僕は、これからジョージアに行き、そこを拠点として生活を始めるため、生活用の荷物を捨てる訳にもいかず、旅にしては量が多くなっています。
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そんな中で荷物の問題が浮上しました。
フィリピンからドバイに来る時に乗ったフィリピン航空では、23kgの大きな荷物を2つ預けられたため、フィリピンに来た時と同様スーツケースと大きいリュックを預けました。
しかし、ドバイからジョージアへ行くアゼルバイジャン航空では、23kgの大きな荷物を1つのみしか預けられません。つまり、ここからかなりの容量を減らさなくてはいけません。
もちろん出発前からこの事実はわかっており、荷物を詰める時にもかなりのモノを捨てたけれど、また同じことをしないければならない。今そのことが頭の中を渦巻いています。
しかも一度厳選して23kgぴったりに収めた荷物を再びゼロから考え直さなければならなく、そこにすごくエネルギーがかかります。
せっかくドバイに来たのに、頭の片隅にある荷物の重量という存在が引っかかり、ふと気づくと思い悩んでしまいます。
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モノを捨てよ世界へ出よう。
かの高城剛氏の著作ももちろん読みました。しかし、それでもまだ自分は出来ていませんでした。こうしてせっかく来たドバイも120%で楽しみ切れてないことに悲しくなります。
不安症という自分の性格を変えていくのは時間がかかるので、引っかかることは極力早い段階で無くしていくことがとても大事だと思いました。もっとモノを捨て、動きやすさを実現することで、旅でも生活でもより良くなっていくのだと思います。
今回のドバイでまた気づきがありました。世界中どこででも生きていくために、この気づきを大切にして、生きやすい環境を作っていきたいです。
今夜は心を鬼にして断捨離をし、重量オーバーにならないようにしていきます。
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