韓国で始める静かな生活
灼熱の太陽。今年の沖縄も暑いみたいですね。
梅雨明けでいよいよ観光シーズン真っ盛り。そんな6月下旬の沖縄。僕はなぜか那覇空港にいました。
海に入ったらさぞ気持ちいいんだろうなぁ。少しだけチケットを取ったことに後悔はしましたが、僕はそのまま搭乗口に向かっていました。
向かった先は韓国。
2ヶ月間、いろんなことがあった沖縄での生活を終えて、次に向かったのは韓国です。
東京出身の僕にとって、東京以外から海外に行くのは初めてのことでした。
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「風が吹いたから」
友達にはそんな言い方をしてごまかしていました。
なんで韓国に行くの? 友達からいろいろと聞かれたけれど、明確にこれ!と言った理由はありません。
前回の投稿に書いた通り、なんとなく都会の生活をしたかったから、というのもそうです。
けれど、本質的な気持ちとしては、「風が吹いたから」という曖昧なものです。
海外が好きだし、海外にいる自分が好き。
日本は大好きな国だけれど、僕にとっては母国愛みたいなもので、そこにずっといるから良いというものではないと思っています。
なんとなく自分にとって居心地の良い場所を探したかったから、近場の海外ということで韓国を選びました。
チケットを探した時、那覇から仁川まで片道1万円という格安チケットが見つかり、これは運命だと思いました。そのため、このタイミングでの渡航となりました。
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いざ韓国に来てみても、やることは何もありません。
全くの無計画。観光をすることすら考えていません。
強いて言うなら、パソコンで自分の作業を進めるくらい。日本にいても全然できることを韓国でやろうとしています。
でも、自分としてはその状態に満足しています。
昨年は憧れたノマドワーカーになりたくて努力を続けていました。しかし、結果的にその夢は断念となり、帰国してきました。
就職活動をし、現在は内定が一社出ている状態。入社するかどうかはまだわからないものの、一応次に向けて動き出してはいます。
しかし、沖縄で生活を始めてから、人づてでWeb制作のお仕事をいただきました。また、つい先日新たに2件目のお仕事をいただくことがありました。
思わぬ形でお仕事をいただき、少しだけ忙しくなったのです。
そのため、その作業時間や勉強に充てるためにもここでの生活を選ぶことにしました。
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昨日の午後、韓国の玄関口である仁川国際空港に降り立ちました。
韓国に来るのはこれで4回目です。もう慣れたものです。
今回は沖縄で出会った何人かの韓国人に会いたいと思っています。交流型のゲストハウスに滞在していたため、韓国人のお客さんとも仲良くなることができました。そのおかげで韓国人の知り合いが何人もいます。
大半がソウル近辺に住んでいるため、すぐに会いにいけると思っています。
そして、今回の滞在はその出会った韓国人のうちのひとりにお願いして、彼の別荘にお世話になることになりました。
こればかりは本当にありがたい事です。
場所はソウルから少し離れた水原(スウォン)という都市の中の住宅街です。ここはサムスンの本社がある都市として知られています。
彼からは、1ヶ月ほど滞在してもいいと許可をもらったため、これからは少しの間ここで静かに生活していこうと思います。
今まで韓国はソウルしか行ったことがなかったため、このような地方都市の住宅街での生活は初めてです。
いろいろと不便があるとは思うけれど、それも楽しんでいこうと思います。
沖縄では人に囲まれた生活を送っていましたが、ここでは完全にひとりの生活となります。友達には会う予定はあるけれど、基本はひとり。しかも日本人がそれほど多くない街で。
せっかくだし、自分との対話も進めながら、静かな生活を送ってみようと思います。
明日何が起こるかわからない。
そんな毎日はまだまだ続くけれど、その中でも自分にとっての楽しさを少しでも見つけながら生きていこうと思います。
韓国での生活が始まります。
僕のことは以下の記事で紹介しています。
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また次回の投稿までお元気で。
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