「応援の心が広がる社会を創りたい!」~全日本応援協会(AJO)代表理事 朝妻 久実さん~
今回はフリーアナウンサーをしながら、全日本応援協会(AJO)の代表理事として、「一人一人が一歩踏み出す勇気を与えたい」「応援溢れる社会を創りたい」想いで活動している朝妻久実さんにお話をお伺いしました!
プロフィール
出身地:北海道
活動地域:東京、北海道中心に全国
経歴:高校を卒業後、進学を機に上京。学生時代はチアリーディング部に所属し、アナウンサーになるために部活と両立しながらスクールに通う。その後アナウンサー試験にのぞむも約70社ほど落ち、惨敗。先が見えない中、尊敬する地元北海道のアナウンサーに「あなたならできる!」と励まされ、そこから諦めずチャレンジし続けることを決断する。内定していた企業への就職を断り、卒業後はアルバイトをしながら再びスクールに通い、FM西東京でリポーター見習いをしながら経験を積む。2008年「最後」のつもりで受けた山陰中央テレビの採用試験に合格し、契約アナウンサーとして入社。地方局を経験した後、東京に戻りフリーアナウンサーに転身し、オーディションを受けるが、落ち続ける日々が続く。失意のどん底にいる時に「朝チア」と出会う。朝チアを続けていく中で、自分に自信がつき、仕事もうまくいくようになる。そんな中「もっと世の中に応援マインドを広めていきたい!」「応援し合える社会を創りたい!」という想いを胸に、朝チアを始めて8年目の2018.11に一般社団法人全日本応援協会(AJO)を立ち上げる。全日本応援協会ではチアだけではなく、「応援」そのものを追求し、広めていく活動をしている。
大切にしていること(ミッション)は
1.応援を創り
2.応援を学び
3.応援を育み
4.応援を実践し
5.応援を広める
最近では、全日本応援協会の中でチア部☆や会員・サポーターさんと共にコロナの中頑張る皆さんへの応援動画の作成、パラスポーツを応援するプロジェクトに携わったりしている。
現在の職業および活動:全日本応援協会(AJO)代表理事、旭川市公認観光大使、フリーアナウンサー(キャスター・ラジオDJ、イベント&ウェディング司会 等々)
座右の銘:できない理由より できる方法を考える
「応援の心が広がる世の中へ」
Q:どのような夢やVISIONをお持ちですか?
朝妻 久実さん(以下、朝妻 敬称略):世の中、何が起こるかわからないと思います。今のコロナショックの中、心が落ち込んでしまった時に大事なことは「応援」だと改めて感じています。私はみんなが応援し合える世の中を創っていきたいです。自分が応援するだけではなく、お互いに応援し合えることが大切だと感じますし、自分にはないものが相手にはあり、とにかく「頑張ろう」という気持ちを持つことで前向きになれると思います。私は朝チアをやって今年で10年目なのですが、今まで応援をされていたサラリーマンが他の人に自分から「頑張ってね!」と言うようになった姿を見て、人は自分が満たされることで誰かを応援しようという気持ちになれるんだと感じました。
応援をすると相手の心は元気になり、心が元気だと前向きな行動が起きる。応援した自分も嬉しい。そんな「人々が応援し合える世の中」を創っていきたい思っています。
「パッションだけでなく理論の確立もしていきたい」
Q:それを具現化するために、どんな目標や計画を立てていますか?
朝妻 :まずは全日本応援協会(AJO)として、たくさんのサポーターさんを集めたいと思っています。無料で登録できるサポーター制度があり、登録するとAJOサロンに入れたりして、私たちと一緒に活動することができます。応援したり、されたりする機会を増やし、さらに「なぜ応援がいいのか?」というところで、パッションだけではなく理論のほうも確立していきたいと考え、「応援学」という学問も創ろうとしています。
応援とはなぜ、人の心を前向きにさせるのか、脳科学や心理学、量子力学など多方面からひもとき、だから応援は心も身体も元気にさせるのだと。
仕事場や教育現場、チームビルディングにも活かされることで、いろんないい作用がおきてくるということを、現場で実践し、アンケートをとりながら「応援」に対する理論を確立していきたいです。
「相手のことに関心を持ち、想い続けること」
Q:その目標や計画に対して、現在どのような活動指針を持って、どのような活動をしていますか?
朝妻 :まず自分が出会う人や、普段から「この人に対してできることは何だろう?」って考えています。名刺交換したときも「何かあればぜひ」ではなく、「何か応援できることはありませんか?」って聞くなどしています。
また全日本応援協会(AJO)では「企業」「スポーツ・健康」「LIFE」「女性」「地方」の5つの応援軸をもって活動しています。
例えば「スポーツ・健康」であれば自分たち(AJOメンバー)だけではなく、スポーツ・健康に関心がある一般の方も巻き込んで、手を繋いで応援を形にしていきたいです。
そして普段から「相手が何に悩んでいるのか?」それを繊細にキャッチして感じることを心がけています。簡単ではないと思いますが相手のことに関心をもって相手を想うこと。それがなければ、相手に寄り添うことなどできませんので、そこを一番大事にしています。
「一生涯、応援で生きる」
Q:そもそも、その夢やビジョンを持ったきっかけは何ですか?
朝妻 :大きく2つあります。1つ目は大学時代にアナウンサーになりたいと思っていたのですが、実は就職試験に70社ぐらい落ちました。一応、一般企業から内定はもらっていたのですが、夢をあきらめたくなくて。
そこで北海道のラジオ局に思い切って電話をして私の話を聞いてもらえないかお願いをしたところ、会って頂けることになりました。
その方は局の大御所の方でしたが、一介の学生の話をカウンセラーのように黙って聞いてくださり、最後に一言「あなただったら、できると思うからがんばって」と言ってくださったのです。もうその時はすごく嬉しくて、絶対あきらめないと改めて思いました。
そこからもう一度アナウンサーの学校に通い、2年後に山陰中央テレビに受かることができたのです。
本当にあきらめなければできるのだという自信がついたのと、あのラジオ局の方からの応援があったからこそ、今の活動があると思っています。
2つ目は私の出身が旭川なのですが、旭川を有名にするために「何かできることはないか?魅力を発信し、応援できないか?」とずっと考えていました。そして「魅力を伝える人になればいいんじゃないか」と思い観光大使になろうと決意しました。最初は市の関係者に手紙を書いたものの一切返信がなく、あってもくれませんでした。それなら「まずはできることから」と思い、勝手に「非公認観光大使」を名乗ってブログなどSNSも使った応援活動をしていました。するとSNSから「市の関係者のところにメッセージ届けましたよ!」などコメントが来て、どんどん観光大使になるために応援してくれる人が増えてきました。こうして一歩ずつだけど輪を広げていけるんだなっていうのが分かり、その1年後に観光大使になることができました。行動力もそうですが、本当にみんなの応援があったからこそですね。私の人生では応援することも応援されることも欠かせないですし、一生涯「応援」を軸に生きていこうと思えるようになりました。
「本気で信じる力」
Q:朝妻さんの行動力の源とは何ですか?
朝妻:「できる!」「叶えられる!」「あなたのことを信じてます!」など本気で信じる力だと思います。いきなり自信のない人に自信を持てということは難しいですし、自信は経験からくるのではないでしょうか。私の信じる力も、挫折したところから這い上がってきた経験や応援してくれた人がいたから頑張れるとかが根底にあると思います。何かと行動力があるところをピックアップされる方も多いのですが、何より応援してくれる人がいるからこそ、今も活動できていると感じています。
Q:最後に世界75億人の方々に向けてメッセージをお願いします!!
朝妻:みなさんぜひ一歩踏み出す勇気を持って「エイヤー!」をしてみてください。勇気が出ないときは私や私たちが応援します!
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「一歩踏み出す勇気をー応援を人生の使命と決めたアナウンサーの軌跡。」
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「TOKYO応援宣言」
https://youtu.be/TNTXgR--Vy0
「松岡修造さんを応援!?できるダンス♪」
https://twitter.com/tokyosengen/status/1109635593523224578?s=21
全日本応援協(AJO) 動画
https://youtu.be/H97C1ggEbSw
【編集後記】
インタビューの記者を担当した野田、山田です。
応援に対する情熱、常に相手のことを気遣い、思いやる日本人の和心が出ていてたことがとても印象的でした。熱さだけで人を引っ張るのではなく、常に人に対して気遣える心があるからこそ応援してくれる人も多いんだということを感じました。これからも朝妻さんのますますのご活躍を応援しています!
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この記事はリライズ・ニュースマガジン“美しい時代を創る人達”にも掲載されています。
https://note.com/19960301/m/m891c62a08b36
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