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ぼくの台湾留学が「面白くなかった」理由

3日前に、『訳あって...東京に住むのヤメました』というテレビ番組が放送されていた。

内容としては、前は東京に住んでいたんだけど、それぞれの理由があって、いまは東京以外の地域に住んでいる芸能人にインタビューするというものだ。

きっかけは、CMでピースの綾部さんが出てきてそれが気になったというのが一番だったんだけど、いざ見てみたら、自分のこれまでの引っ越し歴を見直すいい機会にもなって良かった。


兵庫→台湾→東京→兵庫

ぼくはいま、兵庫県の実家に暮らしながら、兵庫県西宮市にある関西学院大学へ通っている。

けど2017年の9月から去年の9月までは、1年間東京に住んでいた。(休学してインターンやってた)

そして、2017年の2月から7月まで半年弱は、台湾に留学していた。

.........とまあ、偉そうに引っ越し歴なんて言っておきながら、これまでの人生の大半を(そしていまも)実家という、ぬくぬくとした環境で過ごしているわけだけれども...........

とは言っても、たかが半年、されど1年。

もちろん住めば都的な側面も大いにあるのだけれど、逆に『これは地域差や文化差って形容していいかもなあ』という場面にもちょこちょこ出くわした。

あくまでも『ぼく個人の感想』という言い訳を前置きして、『東京』と『兵庫』と『台湾』に住んでみて感じたそれぞれの違いについて、改めてメモしておこうかなと思う。


台湾生活は面白くなかった

まず台湾を片付けておこう。

半年しか住んでないし、東京と兵庫に比べたら書くことが少なそう。

まあ結論から言うと、将来日本がよっぽど治安が悪化してインフラがボロボロになってご飯がまずくなって仕事の『し』もなくなるくらいの状況にならない限り、海外移住はないかなと思った。

面白くなかったから。

ここでの『面白い』は、『interesting』ではなく圧倒的に『funny』の『面白い』を指してるだけど、たぶん、ぼくの語学力が拙いとかそういう問題ではなく、根本的に『funny』に対する土壌が違うんだなと感じた。

このことに関しては、冒頭のテレビ番組中でも綾部さんが、『日本での生活と一番違うこと』として『楽屋で空き時間に芸人仲間とバカ話できないのが寂しい』と言っていて、あぁーすごくわかるなあと思った。

そして、その大きな要因は、やっぱり『ツッコミ』という文化の有無なのかなあと。

(『interesting』という意味では、台湾留学もすごく面白かったよー!)


日本と海外のお笑い文化の違い

言い換えると、海外の人たちのジョークは『ボケ』で完結する。

なにかジョークを言ってそれで笑う、変顔をして笑う、裸になって笑う、みたいな。

留学してた当時、あまりにも笑いのものさしが違いすぎて、台湾で働く日本人の方に聞いたことがあった。

『台湾で現地の人と仕事してて、休憩時間の話で盛り上がれないのつらくないですか』と。

そしたら『そこはもう、割り切りだね』と言われた。

その方は、そうやって『笑いの基準が違う』とふてくされてても仕方がないから、台湾の人にウケそうなネタや流行を、テレビや新聞でチェックしているということも教えてもらった。

そしてその情報を仕入れた上で、休憩時間のコミュニケーションに臨むのだと。

これはもう、どっちのお笑いの文化が優れているとかそういうことでは全くなくて、まさい『文化の違い』なんだろうなと思う。

そして、人生の豊かさにおいて『funny』が与える影響は、『interseting』 と同じくらい、人によってはそれ以上に絶大だ。

笑顔は、人を幸福にする。

ぼくが台湾で話を聞かせてもらった方は、『funny』よりも他の要素の優先度がちょっとだけ高かったのだろう。

けどぼくは、台湾で話を聞かせてもらった方よりちょっとだけ『funny』の重要度が高いから、海外移住はよっぽどのことがない限りないかなあと、そのときに思った。

(仮にぼくがしたいと思っても、できるとは限らないけどな!)


東京と兵庫は明日

今日のnote、書きはじめた時点では『東京と兵庫と台湾と』っていうタイトルにしてて、3ヶ所全部の話を一気に書く予定だったんだけど、『台湾編』が思ったよりアツい感じになってしまって、現時点で1655字。。。。

この調子で東京編と兵庫編を書いたら、たぶん10,000字を超える超大作になりかねないなと思ったので、いったん今日は台湾だけ。

これはタイトル変更不可避.......!

別に書く体力はまだまだあるのだけど、明日の10時に提出期限のレポートを、ぼくはまだ1文字も書いていないのだ。

そう、ホントはこんなnoteを書いてる場合じゃない。

でもそんなときこそ、古賀さんのこのnoteを読み返す。

クリエイティブにとっての最大の敵となることば、それは「そんなことやってる場合じゃない」だ。

今日はいまからレポート書いて、東京編と兵庫編は明日!!!


▼上の古賀さんのnoteを『2018年のベストnote』として取り上げたnote


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