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「フォロワーが多いこと」のメリット

「いまさらフォロワーの話?」って思うかもしれないですけど、きょうは「腐ってもフォロワー」という話です。


ちょっと前に、「仕事を早く終わらすコツ」っていうツイートが、けっこうバズっていました。


ただ、ツイートした本人いわく、フォロワーが少ないときにも同じようなことをつぶやいたらしいですが、そのときは全然バズらなかったようです。

その経験から、バズったつぶやきを引用リツイートする形で、「認知されるってマジで大事」という旨のツイートをしていて。


この話、すごく平たく言うと「何を言うかよりも誰が言うか」的な話で終わらせることもできるんですけど、ぶっちゃけ「誰が言うか」くらいの領域に達しているのは、インフルエンサーと呼ばれる人たちのなかでも、一握です。

究極の「誰が言うか」は「おはよう」に何万いいねがついたり、何千ものリプがつい対する人のことを指すと思うんですけど、そんな人、日本国内でも数えるくらいしかいなくないですか??


大半のいわゆるインフルエンサーの方が、「おはよう」と言っても、タイムラインという名の洪水に溺れていくのが、関の山。

ほとんどのインフルエンサーは、「何」と「誰」の間を漂っているのです。


じゃあ、そういった人たちの「フォロワーが多いこと(=認知されていること)」の強さってなにかと言ったら、「価値ある発信をしたときのレバレッジが効きやすい」ことなんだなって、今回のバズとそれに付随するツイートを見て思いました。

もう少し平たく言うと、「フォロワーの数は、(価値ある発信をしたときの)初速のつきやすさ」っていうイメージでしょうか。


以前、『「認知より信用」という言葉の罠』というnoteのなかで、ただただ「認知されているってことの力を侮ってはいけないよ!」ということを叫び続けていたんですけど、


なんで侮ってはいけないかの理屈が、少しクリアになった気がしました。


ぼくがよく見るYouTubeの話で置き換えると、たとえばめっちゃ登録者数が多いチャンネルでも、登録者数と平均再生回数の釣り合わなさが異常なチャンネル(たとえば、登録者100万人いるのに、平均再生回数が20万回くらいなど)って、少なくありません。

でもたまに、めっちゃ面白い企画をしたときとか、サムネイルが明らかに面白そうな動画とかが出たときに、めっちゃ再生回数が伸びます。

TwitterにしてもYouTubeにしても、フォロー(チャンネル登録)している以上、一応その人のタイムラインに投稿は流れていて、フォロワーは目を通しているはずなんです。

目を通したうえで、「あんまり面白くなさそうだな」と判断して、スルーしています。

これが逆に、そもそもフォローされていなかったり、チャンネル登録されていなかったりしたら、その「判断」の土俵に上がることすらできません。


ということで、「フォロワーが多いこと(=認知されていること)のメリットは、受け手の拡散するかどうかの判断の土俵に上がれる機会が多くて、価値があったり面白い情報を発信したときの、初速がつきやすいこと」なのではないかなという話でした!

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!!!すこしでも面白いなと思っていただければ「スキ」を押していただけると、よりうれしいです・・・!