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所属する組織の欠点を知ったとき、うれしい
来年の4月に入社するwevnal(ウェブナル)で最初に記事を書いたのは、インターンとして働き始めてから半年くらいのタイミングでした。
このとき、ぼくは記事のなかでwevnalの魅力のひとつとして、『社員の人が会社の悪口を言わない』ということを書きました。
この記事では、続けてこんなことを書いています。
これ、結構当たり前のように見えて、かなり難しいことです。少なくとも僕自身は、今まで属してきた組織において、メンバーから不平不満の出ない組織はありませんでした。
まずオフィス内でそういった声は聞こえてこないし、会社の外に出てご飯に行った時も聞きません。僕は組織としてこれは素晴らしいことだと思っていて、「愚痴」というのは、一人が漏らすだけでその組織全体に伝播し、そしてものすごく雰囲気が悪くなります。
だから、1でも2でもダメで、不平不満は「0」であることに価値があります。
wevnalの記事広告か!ってくらい懇懇とその魅力について語っているんですが、そのあとには続けてこんなことも書いています。
まあ単純に、僕が愚痴をこぼしてもらうだけの信用を得られていない可能性もあるし、不平不満のある人は、そのまま辞めていってるだけかもしれませんが。
いま、20年度卒の内定者として働くなかで、本当に『僕が愚痴をこぼしてもらうだけの信用を得られていない』だけだったんだなと、ヒシヒシと感じています。
ぼくがそれだけの信用を得られているかは一旦置いておいて、要は最近ぼくが他の会社の人から『愚痴』というと語弊がありますが、その人からみた『wevnalの課題点、改善点』みたいなものを話してもらう機会が増えたということです。
それで、今日はまず何が言いたいかっていうと、『この世に全く課題点、改善点のない組織なんて存在しないんだな』っていうことです。
社会人経験はまだインターンを1年やっただけだし、wevnal含めて2社でしか働いたことがないですが、その経験も含めてあとは親族、先輩、友人の様子を見たり話を聞いたりするなかで感じました。
なので、ぼくが当時のブログとは状況が変わって、いまはwevnalについてのポジティブな情報以外も入ってくることや、ぼく自身も実際に働くなかでそういった点が見えてくること自体は、それほど問題には思っていません。
言い換えると、組織についての話をするときには、『課題のない組織なんてない』ということと、『誰ひとりとして不平不満を抱えていない組織なんてない』という2つの事実を前提として進めるべきです。
そのうえで、この半年〜1年で変わったぼくの考え方は、その組織の課題点や改善点が見えたり、そういった話を聞いたりしたときに『ようやくぼくにもネガティブ寄りの情報が入ってくるようになったな』と、どちらかといえばプラスに捉えれるようになったことです。
これは人付きあいで例えると分かりやすいかなと思うんですが、この世に全く欠点のない人間なんていないわけです。
それでも出会ったころにその人のいわゆる短所が目につかないのは、お互いに警戒して猫をかぶっているし、単純に接触時間が短いからです。
そこから何回も何時間も会ったり話したりするなかで、その人の欠点なりイラッとする言動を感じるようになります。
なので、組織についてのマイナスな情報が入ってきたとき、『やっとそのフェーズまで深入りしたのかもしれない』と思うようになりました。
ただ、マイナスな情報自体は決してポジティブでないことは確かなので、その情報自体をどう受け止めるかは人それぞれです。
実際、単純にその組織なり人柄なりが悪すぎて、深入りしてないのにその欠点が見えてくるなんてこともあります。
そのネガティブな情報を聞いたとき、察知したとき、その情報によってその組織への評価を下げるのもよし、『そんな欠点を補ってあまりある魅力をこの組織には感じる』と判断して、その課題点を解消していこうとするのもありです。
前半で言った『同僚の方々がその人なりに感じてる課題点や改善点を話してくれるようになった』というのも、単に愚痴のこぼしあいをしているわけではなくて、その顕在化している組織の課題に対して、どうすれば改善できるのか、そのためにいまでもできることとしてこんなことをやっているなんていう、方向性としては前向きな話をしています。
この世に、欠点のない組織、人なんて存在しません。
その欠点が自分の目に写ったとき、単純にその評価をダウンさせるのもヨシ、その欠点を改善するなり一旦受け入れる労力を払う魅力が、その組織、人にはあると判断して、実際に動いていくのもヨシです。
完璧な組織を求めて永遠にさまようよりは、課題ある組織を改善するために労力を注いだほうが、結果的に求めている環境への近道になる、こともあります。
▼100点の正しい道を選ぼうとして硬直するより、70点の道でもとりあえず動き出せば、結果的に進める距離は長いという話
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