見出し画像

「やりたいこと」への準備はどれくらい必要か?

「VCに社会人経験は求められるか」って記事を読んで、その中に出てきた表現が「めっちゃ分かりやすいなあ」と思ったので、noteにメモしておきます。

記事の中身は、タイトルそのままで「VC(ベンチャーキャピタリスト)になるためには社会人経験は求められるか?」という質問に対して、VCである高宮さんが答えるというものです。

それで、最初にぼくが「めっちゃ分かりやすいなあ」と思った表現を紹介すると、記事中に出てきた

やりたいスポーツが決まっているなら、そのスポーツの練習をしながら、必要なところだけ筋トレすればいいとう話だと思います。やりたいスポーツが決まっているので、むやみに全身筋トレする必要ないですよね。

という例えです。

もう少し補足すると、VCとしての「打率」を気にする場合は、もちろん社会人として何らかの経験を積んで、武器を身につけた方がいいので、社会人経験を積んでからの方がいいのではないかという回答でした。

一方で、「VCをめっちゃやりたい!」って想いがあって、気合がめっちゃあるぞって状態なら、早めにVCになってしまって、やりながら必要なスキルを身につけていった方が良いとのこと。

それらの回答を踏まえたうえでの、上記の例えだったのですが、個人的にめっちゃスッと入ってくるなあって思いました。

「やりたいスポーツ」は、ここの文脈では「VC」ですね。

そして、これは別にVC以外でも、いろんな物事に置き換えられます。

記事中では「起業もそうですよね」と紹介されていました。


あと、それに続く比喩も同じくらい良かったです。

勝率を気にするならレベル上げをしてから魔王城に突入すればいいし、魔王城を冒険するの楽しい~ということであれば、うまく魔王城を進むのとレベルを上げるのを同時平行でやればいんだと思います。

「勝率」を気にするのであれば、事前にしっかりと準備をしてレベル上げをしたうえで、魔王城に突入するべきです。

でも(ここからはぼくの個人的な解釈の領域になってきますが)、「どれくらい早く魔王城をクリアできるか」だったり、「どれくらいステージの先に進めるか」だったり「どれくらいレベルアップできるか」だったりの観点で言えば、早めに魔王城に入っちゃうやり方もあると思うんですよね。

実際に魔王とかその部下とかと戦ってみないと、そいつらのレベルとかタイプとか全く分かんないし、それらを倒すのに必要なスキルも準備段階とは全然違った場合もあり得ます。

もちろんその試行錯誤の過程でめっちゃ負けることもあるので、「勝率」を気にする場合は確かに向かないですけど、「俺は魔王城の冒険をしたいんだ!」とか、さっきのスポーツの例で言うなら「俺は野球をやるんだ!」という意志が決まっている場合は、手前の洞窟で入念な準備するよりも、入ってから必要な力を付けた方が良いよなって思いました。

ただまあ、あまりにもレベルが低いのに魔王城に飛び込んでも何もできないままゲームオーバーになってしまうし、全く基礎体力が無いのにいきなり野球を始めてもそもそも試合に出られないので、「まず飛び込んでみる」の最低限の見極めは必要かもしれないなとも思いました。

無謀すぎる状態で魔王城に乗り込んで、結果的に遠回りになってしまうこともあるので。

あと、逆を言えば勝率を気にする場合や「まだどのスポーツをするのか模索中」という場合は、「魔王城に行きたい!」と思った時や「サッカーをやりたい!」と思った時に最高のスタートダッシュを切れるように、全身の筋トレをしておくことは効果的です。

ただ、まあ最後に繰り返しにはなりますが、最低限の基礎スキルとか体力とかがあって、「その魔王を倒したいんだ!」って意志が固まっているなら、早めに魔王城に入っちゃえばいいって例えは、線引きが分かりやすくてとても良いなあと思いました。

魔王を倒すためには、魔王と戦ってみるのがやっぱり一番早いので。

ぼくもいま社会人2年目の24歳で、日々キャリアや人生のことを考え続けているので、このnoteが読んでくださった方にとって1つでも参考になることがあればうれしいです。


Twitterもやってます↓


本note執筆の過程も録画してます↓


最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!!!すこしでも面白いなと思っていただければ「スキ」を押していただけると、よりうれしいです・・・!