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「即レス=仕事ができる」の罠

「即レスができる人」は「仕事ができる人」だって、よく言われます。

でもこれって、半分本当で半分ウソ。


本当に仕事ができる人のところには、たくさん仕事が集まってきて、そしてたくさん連絡が来るのです。

だから必然的に、返信にも「優先順位」をつけなくちゃいけない。


ぼくは決して「仕事が来すぎてどれから返信すればいいのかわからない」なんて状態になるほど、仕事がやってきたことはありませんが、たまにめっちゃ申し訳ないんですけど、あんまり仲良くない友だちからの、特に何のゴールもないLINEやインスタのDMなどは、めっちゃ返信が遅くなることがあります。

このときのぼくは、「仕事の連絡」と「プライベートの連絡」で優先順位をつけて、前者に優先的に対応しているということですね。

仕事がめっちゃできる人は、「仕事の連絡」が来すぎて、そのなかで「自分にとってメリットになりやすい連絡」と「自分にとってあんまり得がなさそうな連絡」に、優先順位をつけて返信しています。

というか、順位をつけてもらえればまだいいほうで、そのままコースアウト(=既読 or 未読無視)されることも、珍しくありません。

ただ、ぼくが働き始めたころは、「即レス=仕事ができる」っていう情報しか頭になかったので、即レスがなかった相手に対して「おい!早く返信しろよ!!そんなんだから仕事できないんだよ!!」みたいな、めちゃくちゃひん曲がった思いを、胸に抱いていました。

でも、いま思えば単に当時のぼくがその相手に対して提示できるメリットが小さすぎただけで、ぼくの優先順位が低かっただけだったんですね。


だからきょうたまたま、下記のツイートを見かけたときに、「単に仕事ができる人に仕事を頼めばいいということではなくて、『相手の力量』と『相手からこちらに対する優先順位』を考慮したうえで、仕事をお願いする相手を決めるべきだなー」と、じぶんのなかにあった感覚を整理することができました。


若干脱線する話で、少しまえに「あんまりお客さんの入ってない飲食店のほうが好き」というツイートをしたんですが、これもいまおもえば、「めっちゃ混んでる最高のレストランよりも、そこそこ混んでるまあまあのレストランのほうが(じぶんに対する接客の丁寧度が上がるので)、満足度が高い」という考えが、無意識的にあったのかもしれません。


ただ、これはあくまでも「現時点で」じぶんに見合った相手と一緒に仕事をしたほうが、効果を最大化できるときもあるのではないか?という話で、目指すべき方向性としてはやっぱり「最高に仕事ができる人と一緒に仕事がしたい。優先順位をあげてもらうために、じぶんが提供できるものはなんだろうか?」と考え抜くこと、磨きまくることも大事だと思います。

ということで、(最高の相手に優先順位を上げてもらうという)目標に対して、じぶんの武器を磨きつつ、現時点での対応策として、力量とコミット度合いの最大化される相手を選ぶという、二段構え的なやり方がいいのではないかなという話でした!


▼こっちの即レス関連のnoteも、ぜひ読んでください!!


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