結局は全部「自分のため」だから

「本当の優しさってなんなんだろな」ってことを、ここ数日ふとしたときにめっちゃ考えるようになりました。

この冒頭文だけ見たらぼくめっちゃ聖人みたいな感じになっちゃいますけど、そういうことでは全然なくて、単純に「時間とかお金とか体力とか集中力とかは全部有限だから、ちゃんと投下する先と量を考えた方がいいな」っていう、極めて利己的な考えです。

ぼくに実際に会ったことのある人はわかると思うんですけど、ぼくは基本的に良い人です。

「良い」の細かい定義は一旦置いておいて、ぼくは人と話すときは極力穏やかな雰囲気でいることを心かげているし、よっぽど無理そうな依頼ではない限り、だいたい「OK!」って答えます。

気持ちは常に「全員が優先順位1位」でやってたんですけど、なんか最近逆にそれはそれでみんなに対して不誠実なのかもしれないなと感じることが増えてきました。

物理的に「全員が優先順位1位」は無理なので、結果的に優先順位がついてしまうわけですが、そこに「優先順位を考える」という工程を挟まないで、「くじ引き」でやってしまうと、本当に大事なことがおざなりになってしまったり、逆に、そこまで自分にとって大事ではないものに、過剰なリソースを注いでしまったりってことがあり得ます。

それって、自分にとっても良くないことだし、ここで一気に世界を広げて「ぼくが世の中に対して出す価値」みたいな尺度で見たときに、しかるべきものにしかるべきリソースを投下しないのは、全然世の中に対して優しくないなって考えるようになりました。

みんなに手当たり次第優しくするって、表面的には優しいのかもしれないけど、本当の意味では優しくないのかもしれないです。

それよりも、自分が投下するべきところに投下するべき量の自分のリソースを注ぎ込んで、「自分が世の中に対して出す価値」を最大化させた方が、結果的にもっと優しくなれるのではないか?と。

とは言え、よくアニメの主人公が言ってる「目の前の一人も救えなくて何が世界平和だ!」的な考え方もめちゃくちゃ大事だなと思うので、そこはバランスと使い分けを意識していった方がいいなーと思っています。

めっちゃ強くなって、めっちゃ優しくなるぞ。


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