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SNSにご飯の様子をアップして喜んでくれる人

きょう、とある経営者の方が「ご飯をおごったときは、その後輩はおごったことをSNSにアップして欲しい」って旨の話をしているのを見まして、「たしかに、そこの観点は薄かったかもしれないな」と思いました。

要は、その後輩なり部下なりに「今日は社長の○○さんに御馳走してもらいました。ありがとうございます!」ってことを発信してほしいってことなのですが、要はこうすると採用面でだいぶプラスに働くんじゃないかってことなんですね。

ぼくもこれまで、社長に限らずご飯を御馳走してもらっても、その様子をSNSにアップすることはそこまでありませんでした。

なんか前提として自慢っぽくなるし、「タダ飯であることが一番嬉しかったのか(=目的だったのか)」って歪んだ受け取られ方をする可能性がゼロなわけではないし、逆に御馳走してくれた側の人にとっても、逆に社長だったらなおさら「特定の人にだけかわいがっている」みたいな見え方をするのは良くないのかなと勝手に考えていました。

ただまあ、きょうそういった経営者の方の生の声っていうのを聞いて、そうか、そういう本音を持っている人も他にいるのかもしれないなと気付きました。

今回の話に関しては、直接的に「御馳走したんだからその内容をぜひSNSにもアップしてね」って、絶対に言えないじゃないですか。

だから、その経営者の方がポロッと本音を発信してくれたことは、とてもありがたかったです。

まあ、今後仮にぼくがそういった内容の投稿をするとしても、別にわざわざ「御馳走になりました」って文言を入れなくても、参加者との関係性を出せば、「あ、この人が全員分を御馳走したのかな」ってことはだいたいわかるじゃないですか。

大事なのは、どちらかと言えば御馳走する太っ腹度合いってよりは(それはそれで大事かもなとは思いますが)、ちゃんと直接的な仕事以外の場面でも部下や後輩とコミュニケーションをとって、気遣いのできる先輩、経営者だよってことだと思うんですよね。

変な話、別にちょっといいお店のご飯を食べることがポイントになるんだったら、給料を上げてもらって、そのお金で好きなお店に好きな人と好きなタイミングで行った方が絶対にいいので。

感謝の意味をその人に直接伝えるのは大前提として、「このご飯の様子はクローズドな感じよりも、オープンにした方が、会社全体やその御馳走してくださった先輩の株を上げることに少しは貢献できるかもな」って判断した場面では、ぼくも今後、SNSにあえてアップするってこともやっていこうかなと思います。

「言わないことが美徳」みたいな価値観はもちろん大事できるんですが、ときには「言うことが美徳」ってこともあることを念頭に入れておきます!

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