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学習

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論文や参考書、研修などで学んだ内容などをまとめ、自己学習の一環としてまとめています
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2023年4月の記事一覧

ACL再建術後リハビリテーション

ACL再建術後リハビリテーション

アスリートにおいて術後2年は大腿四頭筋の筋力低下、主観的な膝関節の機能低下、パフォーマンスの非対称性を経験する。
術後3年でも大腿四頭筋筋力は6〜9%低下する。
大腿周径差はなく、神経発揮の問題と考えられる。
ACLR後14年で変形性膝関節症リスクが3倍に増加(移殖腱による差はなし)

アスリートの復帰

受傷前のレベルに戻った 65%
競技スポーツに復帰 55%

学生スポーツレベルでは80〜9

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アキレス腱断裂のリハビリテーション

アキレス腱断裂のリハビリテーション

スポーツに限らず様々な症例を見る機会が多い。
仕事中であったり、アマチュアスポーツレベルであったり、基本的に安静度内では予防的観点で進めていくのが間違いないと思う。
背屈角度に関してはアキレス腱装具着用の場合、OFFになった後のテクニカルな部分も大切になってくる。

特にスポーツ復帰を考えた場合、これは競技レベルに問わず下腿三頭筋筋力と足関節の背屈角度がネックになる場合が多い。

まずはアキレス腱

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子供のスポーツ障害

子供のスポーツ障害

子供のレジスタンストレーニングの潜在的利益
1、筋力の向上
2、筋持久力の向上
3、運動能力の向上
4、身体組成の改善
5、骨ミネラル濃度のぞうか
6、傷害耐性の向上
7、競技パフォーマンスのこうじょう

子供のレジスタンストレーニングの目的
「最大到達点により早く到達する」
ではなく
「最大到達点を引き上げる」
が目的となる

ガイドライン
1、最低年齢の制限なし
2、6〜15回、1〜3セット

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足関節捻挫

足関節捻挫

足関節捻挫に関してはスポーツ現場では軽症例から重症例まで、また急性期から慢性期まで様々な時期・症例に出会う。
しかし病院に勤めていると、捻挫自体が疾患別の算定が出来ないためリハビリテーションオーダーとして出てくることはほとんどない。そのため慢性的な足関節の不安定性からACL断裂や足関節骨折などより重度な怪我に繋がってしまっている症例も多い。
そのためにもスポーツ現場での初期対応、コンディショニング

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