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社内飲み会を有意義な時間にするためのちょっとした(?)TIPS

こんにちは、ナンバーナインの後藤です。
昨日スケジュールを確認していて思ったのですが、5月から7月までのあいだ週4から5日飲み会のスケジュールが入っていました。役員にはよくあること、みたいに片づけられちゃう話かもしれませんが、基本週2から多くても3回程度のペースだった自分にとっては(家庭の平和も考えると)一大事です。

取引先や友人との食事はもちろん以前から多かったのですが、最近増えているのは会社のメンバーとの飲み会です。何故おじさんは毎晩飲みに行ってしまうのか、また、そもそも飲みに行くべきなのか、今回改めて考えてみました。

社内飲み会はそもそも必要なのか

このトピックについて考える際に、まずそもそも論として社内飲み会が必要なのかという、よく議論される論点について私の考えをお伝えします。

私は、社内飲み会は必要であると思っています。

昨今ではジョブ型雇用やフリーランスなど、組織ではなく職責に紐付いた働き方も増えてきました。こういった風潮もある一方で、日本社会の中で会社という存在は、個人に社会との結びつきを提供する、所属する場としての機能を未だ強く持っていることも事実です。

会社という組織は、集団で共通の利益を追求する組織です。その中であっても、会社組織の内側は利益だけで結節するのではなく、メンバー個々の相性や相互の承認、自発的な支援・協力、好奇心等、人と人とをつなぐ接着剤的な属人要素があって機能が最適化されています。

つまり、ゲゼルシャフト、ゲマインシャフトどっちだ的な二元論で語られるべきものじゃあないかもな、というのが最近の私の持論です。仮に会社が両方の性質を持つ組織としたときに、会社の中にいる人を良く知り、個人としての距離を少しだけ縮める機会として飲み会を考えると、そこそこ意義のあるものじゃないでしょうか。

あなたがフルタイムで働いていれば、平日のおよそ三分の一を会社のメンバーと過ごすことになります。そうなると、仕事をすることは、寝ること以上に大きな、おそらく単一カテゴリーとして最大の一日の構成要素でしょう。社内の結節点を強化した方が仕事の成果につながる、という仮説を置いて考えたとしても、「平日人生」の多くを費やす会社生活なら、そこで出会う仲間といい関係を築けた方がいいと思いませんか。

最近は酒を飲む以外の連帯感の作り方も出てきていると思います。例えばサバゲーをみんなでやりに行ってもいいでしょうし、飲み会ではなくお茶会でもいいと思います。会社のメンバーと、人と人として向き合う機会を作ることは必要ではないか、というのが、私がお伝えしたかったことです。

飲み会でのお勧めスタンス

とはいっても、普段会社の人と飲みに行かないし、、と思ってらっしゃる方も多いかと思います。

そんな方向けに、実は飲み会ではあまり話さない(というより、声が小さすぎて通らない)私が考える、意義のある飲み会を成立させるためのTIPSをご紹介いたします!

静かな店を選ぶ

まず、もしお店を選ぶ機会があるのであれば、静かな店を選びましょう。

よくありがちなのが、ひとまず近所の居酒屋に、、や、食べログ評価が高い店で、、という決め方かと思います。こういう店の決め方はあまりお勧めしません。全くの沈黙も気まずいですが、うるさすぎたり混み過ぎていると、会話に集中する事が出来ません。相当話し慣れている相手でない限り、互いの意思疎通ができる環境を構築する事は重要です。

そうなると静かな店を選ぶことが社内飲み会的にはお勧めです。味は二の次、とはいいながらもやっぱりおいしい店がいいよね、と思う方はダイニングバーや、町中華、エスニック・インド料理屋などを選ぶと良いでしょう。ダイニングバーは、だいたいBGMが低めに抑えられていることが多く、また、オーナーのこだわりがこもった珠玉の一皿があるものです。町中華、エスニック・インド料理屋の良いところは、まず価格がリーズナブルな店が多い点と、昼は混んでいる人気店でも、夜は空いている店が多いことです。あんまりがやがやしていない中で、ゆっくり会話を楽しむことが出来るでしょう。

あえて目を見て話さなくてもいい(もちろん目を見て話してもいい)

さて、お店も選んでいよいよ飲み会開始です。相手に意思を伝えるために人の目を見て話す、的な話はよく聞かれる話ですが、ここは社内の飲みの場、相手に気を遣って目線を合わせることを考えるよりも、自分が思っていることをしっかり言語で表現する事に集中しましょう。

近年TikTokの様な動画メディアが増えた影響もあるのか、知らず知らずのうちに非言語コミュニケーションに我々が慣れ過ぎているきらいがあります。学校など同質性が高い組織なら非言語コミュニケーションも成り立ちますが、常に入退社が発生する会社組織など(あと社外の取引先に対しても)非言語コミュニケーションが成立しづらい環境が社会には多くあります。

なので会社のメンバーとは、お互いを知るためには自分の考えや気持ちをよく整理して、相手に気遣いすることなくまず言葉で明確に伝えるようにしましょう。良く知らない、共通点がほとんどない人との距離を縮めるためには、やはり言語を使うのが近道です。目線を合わせないことは失礼だ、と、どうしても思ってしまう人には、目線がそもそも合いずらい、あえてのカウンター席もお勧めです。

お互いの人柄を咀嚼する

会話が進んでいくと、お互いの心理的距離感も若干縮まって、つい余計なことを言ってしまいがちですが、ここはぐっとこらえて、じっくり考えながら会話を続けましょう。社内の飲み会で相手を知る為に取るべきスタンスは、その人が言ったこと、考えていることをじっくりとスルメの様に咀嚼した上で、自らの発言も越冬野菜の様によく熟成させてから伝えることです。

社内飲み会あるあるなのですが、その日は凄く楽しかった、いい飲み会だった、と思って次の日を迎えてみると、結局お互いの距離感や信頼感は変わらないまま、という話になってしまうのは、非常に残念な話です。なので、飲み会ではじっくりゆっくり会話を楽しむことを意識してみましょう。それが複数名で難しい場合には、あまりグループでの会話を意識せずに目の前に座っている、もしくは横にいる人と1対1で話す時間を長く取ることを意識してみるとよいと思います。

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