楽観的×成長思考① #324
おはようございます。
冒頭のネタがなにも思いつかない、ポンコツこと森下です。
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何事もコツコツ続けられる人、すぐ諦めちゃう人、その差はどこからくるんだろう。
おれって本当だめだよな〜、おれってメンタル弱いよな〜なんて思ってる人結構多いんじゃないかな。
今回はGRIT(グリット)、つまり、継続力、粘り強さをどう作っていくかについてご紹介していけたらと思ってます。
楽観主義か悲観主義か
ポジティブ心理学の生みの親、マーティン・セリグマン博士は楽観的な人と悲観的な人を見分けるテストを作りました。
テスト
「つぎの状況を想像してください。人からやってほしいと頼まれた仕事がありますが、ぜんぶ終わりそうにありません。では、次にその主な原因をひとつ想像してください。どんな原因が頭に浮かびますか?」
このテストにどう答えるかによって悲観主義か楽観主義かが分かるんだそうな。
悲観主義の人は仕事が終わらなかった原因を、「自分の能力がなかったから」とか「メンタル弱いから」とか永続的で不特定な回答をします。
一方で楽観主義な人は、「時間配分を間違えたから」とか「下準備が足りなかったから」といったような一時的で特定的な回答をします。
永続的で不特定な考えをしてしまうと、「あーおれはなんてダメなんだ」とちょっとのことでも落ち込んでしまってすぐあきらめちゃう。
一時的に特定的に考えられると、ダメだった理由を改善すればいいので、「出来そうだ」「なんとかなる」という気持ちになりやすいですよね。
楽観主義は長生き
テストの結果、悲観主義の人は楽観主義の人に比べて心の健康を崩しやす位ということがわかっています。
それに比べて楽観主義の人は、心の健康以外のところでもいい結果が出ています。
例えば楽観的な大学生は学業の成績が良く中退率も低くなり、身体も健康で長生きをする確率が高くなるそうです。
保険の営業マンを調査(1年間)したところ、楽観主義の営業マンの方が仕事をやめずに続ける確率が悲観主義の営業マンより2倍高く、保険の売り上げも25%高かったそうです。
これは僕もなるほどな〜と思ったのが、スイマー(オリンピック選考会に出るレベルの)を対象にした実験。
1本ダッシュでタイムを計り、わざと少し遅いタイムを選手に告げます。
その後、もう一度タイムを測ってもらうと楽観主義の選手は同じ程度のタイムで泳げたにもかかわらず、悲観主義の選手は大幅にタイムが遅くなったそうです。
これ実際に僕も経験あって、タイムはわざと遅くは知らされていないけど、一旦調子が悪いと思い込むとそのままずるずるいくことが結構ありましたね。
楽観主義者は挫折をどう捉えるのか
プロフェッショナルで偉大な功績を残してきた人たちを挫折を挫折として捉えていないということがわかっています。
つまり、失敗や挫折をしたからといって、「自分はもうだめだ」と思うことは少なく、「また次頑張ろう」と前向きに捉えてチャレンジし続けることができる。ということです。
こういう考え方はプラス思考のトレーニングで、自分の考えを客観的に捉えて分析することによって楽観的に前向きに捉えていけることは可能です。
まとめ
楽観的な人は悲観的な人と比べて、健康面でも仕事面でも、スポーツのパフォーマンスにおいても良い結果を出すことができる。
悲観的に考えてしまう人も、メンタルトレーニング(プラス思考)を行うことによって前向きに、楽観的に物事を捉えられるようになってきます。
どうせだったら楽しく、前向きに、いきたいですよね。
次回は子供の頃にどうしたら楽観的になれるのかと言う話をご紹介したいと思います。
参考文献: 「GRIT やり抜く力」(アンジェラ・ダッグワース)
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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(3歳)の3人家族。横浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。
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