見出し画像

水泳にのめり込んだ理由④ #308

おはようございます。
4時に起きて、寝過ぎた!と感じてしまうおじいちゃん体質こと森下です。
------------------------------------

今回でこのお話はラスト。もうしばしお付き合いください。
僕の経験からしんどい練習や挫折を乗り越え継続してこれたのはなんだったのかを探ります。

前回の記事はこちらから

------------------------------------

大学には高校からそのまま大学に推薦で上がり(附属高校だったので)、水泳の練習は大学ではなく、スイミングクラブでの練習でやっていました。

高校の夏終わり頃から、また少しずつタイムが戻ってきていたのでまぁまぁ上り調子でモチベーションも上がっていたのですが、

やはり大学に入ってのいろいろな誘惑(遊びやバイトや)に負け、練習に身が入らない時期が少し入ります。

週に1回練習に顔を出せばいい方で、とりあえずインカレには今までの体力貯金で出れたようなもんなレベル。

そんなんだからもちろんタイムも全然良くないし、タイムが悪くても何にも悔しくないという、うんこより臭い時期を過ごしてました。

そんな状態が1年弱続きまして、2年の関カレ(関東学生)では予選落ちという見事なクソっぷりを見せます。(ちゃんとやってれば優勝できた)

その影響も少なからずあって、チームがずっと1部(JリーグでいうJ1みたいなもん)だったのに2部へ転落します。

当時の4年生達がガックリ肩を落として責任を感じている姿を見てみて「ハッと」します。

もう少し自分がちゃんとやっていて、いい成績出してれば1部に残れたのかもしれない。

そう思うとなんか無性に情けなくて、カッコ悪いなと思いました。

そこから心機一転。練習も今まで以上に取り組むようになります。

そして気づけばスイミングクラブの中でも最年長となりキャプテンぽい立ち位置になりまして、

キャプテンたるもの誰よりもやる気を見せなければみたいに思うところがあり、誰よりも早く練習に行ってました(と思う)

この時期に復活して、続けてこれたのはやっぱり仲間のおかげだと思います。

サボってた時も変わらず接して、早く戻ってきてとずっと言ってくれてたし、コーチも特に何も言わずに待ってていてくれました。(多分戻ってくるのわかってたのかな)

そこから引退する大学4年までは、1番熱心に取り組んでたし練習はキツかったけど楽しかったです。

目標を北京オリンピックの代表選考会に出るというところに設定してトレーニングを積んでいました。

この頃は、結果を何がなんでも出したいという気持ちも大きかったですけど、0.1秒でも速くなりたい、少しでも自分の限界を超えていきたい、水泳が楽しい、という気持ちが大きかったですね。

トレーニングも水中のメニューはコーチが決めてくれていましたが、練習内容もなぜそうするのかを理解してたし(ちゃんと説明してくれてた)、今日は身体が重いからこういうメニューに変えたいというような要望も出したりしてました。

筋トレや体幹トレーニングも試行錯誤しながら仲間達とやってましたね。肩車してスクワットとかしてたな笑

結局、結果や周りを気にするところはあんまりなくならなかったので(メントレしてなかったし)、ターゲットにしていた代表選考会には出場は出来なかったのですが、

悔しい気持ちはもちろんあったものの、スッキリとしたやり切った感はありました。実力発揮出来ないのも実力のうちだと自分で納得出来たのだと思います。

普段のトレーニングでやり残したところがあればそんな気持ちにはなれなかったと思いますが、やれることはやったという気持ちがあったので(後々、思い返せばこうした方がよかったなとかある。メンタルトレーニングしとけばとか)スッキリしてたんですね。

こうして僕の16年に渡る(選手は14年)競泳生活は終わるわけですが、スポーツが好きだという気持ちと、まだ自分がなにも成し遂げてないというところからこうしてスポーツに携わる仕事をしてます。

ポイントポイントでみればしんどいことの方が多かったけど、全体的に見れば楽しかったし、続けてきて良かったと今も思います。

------------------------------------

では、まとめ。
僕がずっと続けてこれたのは

・はじめたキッカケが兄で、つねに身近な目標であったこと
→競い合う相手がいて常に少し上に目標があって明確だった

・親の惜しみない(時間、お金)サポートがあったこと
→送り迎えや金銭の負担など積極的にサポートしてくれた(強制はされなかった)

・ある程度の成績が出て、周りから期待されていたこと
→周りから期待、注目されたことで自己効力感が高まった

・オリンピックに出たいという夢があったこと
→大きい夢があったことでキツイ練習も乗り越えられた

・自分で考えて工夫しながら練習してたこと
→やらされてる状態ではなく、自己決定をしながら練習に取り組めた

・意識の高い仲間が周りにいた
→自分も負けてられない、ちゃんとやらなきゃと意識を高く保てていた

・良き指導者に恵まれた
→自分の性格をわかってくれた上である程度自由に、ある程度厳しく指導してくれた

こうしたところがかなり大きいかと思います。
特に良き仲間と良き指導者に恵まれたことは大きいかと思います。

「偉大な選手になるためには偉大なチームに入れ」といった言葉があるように、そういうチームに入るためにはある程度自分の力で実力をつけないと難しい。

そういうところでは家族のサポートや自分で考えて工夫していく力をつけ、常に目標を持って進んでいかなければなりません。

これはあくまでも僕が続けてこれた分析であって他の人には当てはまらない部分もあると思いますが、大枠の大切なところはおんなじだと思います。

ちょっとだけ参考になってくれるようだったら嬉しいですね。おしまい。

YouTubeチャンネル開設しました!
メンタルトレーニングの情報をわかりやすくお伝えしていきます。
https://www.youtube.com/channel/UCxZPqSLo5rmERqPeXo9R__A
チャンネル登録お願いします!

#トライアスロン
#子育て
#メンタルトレーニング
#モーニングマン
#スイミング
---------------
株式会社メンタリスタマネージャー
http://mentalista.jp

YouTubeチャンネル開設しました!
https://www.youtube.com/channel/UCxZPqSLo5rmERqPeXo9R__A
チャンネル登録お願いします!

森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(3歳)の3人家族。横さ浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?