食を通しての地域貢献と価値の提供を行い、つながりを作ること
タイトルは何かというと、うちの会社のやりたいことです。
その一つの手段が、ちば食べる通信であり、その他の事業であり、これから何かするにもここをぶらさずに行くために、最近再度整理しました。
僕はラッキーなことに小さい頃から、食に関われる環境にいて、仕事をしてからもそういう環境に身を置くことができました。
母親の実家は岩手で、昔は井戸水を使ってました。(冬になると凍っちゃうので、水を出しっぱなしにしないといけなかったりします)今でこそミネラルウォーターを飲みますが、僕が子供の頃に、水を飲む、それも好んで飲むということは無かったんじゃないかと思います。
だけど、田舎の水は、ジュースを飲むよりも美味しかった。ということを子供の時に体験し、その水で育った米をその水で炊くととんでもなくおいしかったり、裏の川で取れる天然の鮎は、頭から全て食べることができたり、書き出せばキリがないぐらい、おいしいものを食べるという体験をできました。多分、この体験が僕が食に興味があり、そういう方向にいったきっかけになっているんだと思います。
食べるということは、
●ほとんどの人が毎日行うこと
●ほとんどの人が経験をしていること
と考えると、とっても身近なものであることは間違いない。
だけど、意外と知らないことが多いのも事実。
岩手に住んでいる人からすれば、当たり前に鮎のおいしさを知っているかもしれないが、近くで鮎がとれなければ、知ることはないし、養殖と天然の鮎の違いも体験することはなかなかない。
日本全国それぞれの地に、それぞれの食があり、それがその地にある理由もある。日本もそうだし、世界を見たらもっとある。それを全部知ったり、体験できたらとても素晴らしいことだ。ただそれをやりたいかどうかは、それぞれの価値観もあると思う。
知らなくても、生きていく上では、困らないとも言える。
だけど、僕は育ったところや、今住んでいるところのことは知っておいた方が良いのではないかと思っている。
それは、単に食のことを知るというのだけでなく、先に書いたように、身近にあるのが食だとすれば、実は、食を通しての交流はしやすいんじゃないかと思っている。同じ釜の飯を〜というのもそうだ。おいしいものを一緒に食べたら、お互いに笑顔で話も弾む。
人と人とがつながることは、絶対に必要だ。
やっぱり困った時に頼れる人、相談できる人がいるといないは大きく違う。
食を通してというのは、食が一番身近であるからだ。
飲食店もなんで存在をする必要があるのかというと、そこにつながりをつくることができるからではないか。このコロナで閉店する店舗も多い。しかし、逆により入っている店舗もある、その違いはなんだろうか。一概には言えないが、僕はつながりを作ってきた店舗は、こういう時でも強いということを今回はっきりとわかったんじゃないかと思っている。
リピーターを、常連をどれだけ持つかが大事だと、外食に関わったことのある人は、何度も聞いたことがあるだろう。でも、本気でそこに向かったかというとどうだろうか。僕自身も店舗をやった時のことを思い出すと、本気で向かい切れたのかと言われると、自信がない。
タイトルに書いた言葉は至極当然のことといえば、そうだろう。
だけど、今一度、ここに本気で向かうこと。
それが、未来につながっていくと本気で思ってやっていく。地域貢献という言葉を書くと、どう捉えるかはいろんな見方があると思うが、地域で強固なつながりをつくることができれば、それは自然と地域貢献、地域の発展につながっていくと思う。
僕の思っていることを整理せず、バーっと書いているので、読みづらいと思いますが、こういう想いを持って、やっているので、食べる通信もそうですし、他のことでも何か一緒にという方はぜひやりましょう。
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