名古屋駅を境に分かれる市民の考え方
こんにちは。
けんしろう常務です。
さて今回は、発見と経験について話します。
【西側のしょうもないマインド】
名古屋のなかでも東側の方が富裕層が暮らしていて治安もよかったりする
そんな印象が昔から根付いている
そもそも地盤が安定したりと地形的な要因もあったりして
特に東区、瑞穂区、昭和区あたりが代表的なのかな
愛知県民なら共通認識
西側に関していえば、東側に比べて坪単価も大幅に安くなったりと地形的な要因もかなり大きいが治安的にもかなり差がある
そこに住む人物像や生活スタイルはあくまでイメージ
東区に住んでいる人は富裕層が多い”だろう”
昭和区に住んでいる人は昔からのお金持ち”だろう”
人間は噂話や他人の不幸が大好物だから確証のないことでもすぐに口にしたがる
自分のことが大好きで自分のことしか頭にない常務は他人がどうあろうとどうでもいい
人のことばっか気にして生きていると人生がつまらなくなる
でも競争したりすることでそれが原動力になって成長することもあるから何が正しいかは曖昧
仕事をしていると名古屋駅を境に全く異なる人種が存在しているということに気づく
西と東では明らかに違う人種と文化がそこにはあって知れば知るほどとにかく面白い
知らなかったことを新しく発見した時の快感は他では味わえない
人間が違えば営業のかけ方ももちろん変わってくる
自動車業界の話で言うと
たとえば名古屋駅より西側(中村区/港区/中川区etc)に住むお客様に新型モデルを提案するとしよう
羽振りがいいと思われたくない
クルマを変えたことを近所にバレたくない
取引先からイヤラシイ目で見られる
まず初めに口から出てくるものはネガティブな言い訳の数々
一体誰のための人生なんだと聞きたくなるような理由でクルマを買い替えることを渋る人が多い
とはいってもいかなる理由があろうとクルマを変えてもらうことにはなるんだけど
頑固であればあるほど一営業マンとしては燃えたりする
お金はたくさん稼いだってなにも悪いことじゃない
わざわざ自慢する必要もないけど頑張って稼いだお金で好きなものを買うことくらい当たり前のこと
大人になるといつしか空気を読み続けないと生きていけなくなっている人々をみるたび、自分は絶対にこうはなりたくないと強く思う
一方、東側では「新型モデルを乗っていないと恥ずかしい」という考え方が根付いている
本当に同じ名古屋かよ、と思わされる
どちらかというと新型モデルの発表時期や車検のタイミングで「そろそろクルマを買い変えたいけど?」と向こうから営業をかけてくれることが多い
仕事をしていてこんなありがたい話はない
まさに棚からぼた餅
ていうか金箔にまみれたぼた餅
営業マンというより販売員じゃん、おれ
携帯ショップに突っ立ってるバイトと同じじゃん、おれ
なんて思ったりもする
これらはあくまでそういう傾向があるよねって話ね
全員がそうとは言っていない
【セールスマンは2種類しかいない】
西側を担当する営業マンと東側を担当する営業マン
もちろんお客様のマインドが違えば売り方も変わる
西側の営業マンといえば
お客様のほうからクルマを新しく買い替えたいと言われることは滅多にない
だから成績を積み上げるには自分からお客様のもとへ出向いて営業をかけ続けるしかない
人の目ばかりを気にして本来の幸せとはなにかを見失ってしまった大人が多いからまずはマインドコントロールからスタート
あー、でも幸せの定義は人それぞれだから決めつけるのはよくないか
むず
そして東側の営業マンといえば
お店で待っていればどんどん売れてしまう自動販売機状態
のんびりと会社に留まりノルマを淡々とクリアしていきたい営業マンにとってはこの上なく快適な環境
要するに西側の営業マンは狩猟型、東側の営業マンは農耕型
それぞれのスタイルを確立する
名古屋という凄まじく狭い世界の話なのにこんなにも人々の考え方や文化が異なるんだからそりゃ戦争は起こるしテロも起こる
【理想の営業スタイル】
非常に興味深いのはお客様のほうからクルマを買い替えたいと提案してくれる東側の営業マンにトップセールスマンはひとりもいないということ
お店ごとでみてみると安定的に売れるのはもちろん東側の支店
待っていれば売れるんだからそりゃそのはず
しかしセールスマンごとにみてみると大幅に波はあるもののトップセールスマンといわれる著しい成績を出し続けるのは西側に偏っている
ちなみにこの傾向は名古屋に限らず日本全国で言える
農耕型の営業には限界がある
そして狩猟型の営業は青天井だということ
まちがいなく農耕型ではなく狩猟型にならないといけない
恵まれた地域で狩猟型の営業スタイルができれば理想だけど
人間はやっぱりラクしたくなる生き物だから難しい
残念ながらそういう人は見当たらなかった
都心部や金持ちが集まる地域を担当された営業マンの中にトップセールスマンが生まれないのはまさにこのことからきているんだと思う
これってどの業界でも共通しているのかな
自動車業界ではまさにビンゴ
個人的にも田舎の支店に配属されたことから
狩りに出ていくしかクルマを売る術がなかった
おかげでかなり鍛えられた
そんな鍛えていただいた会社も今となっては正式に取引禁止令および出禁命令をいただいておりますその節は大変お世話になりました、辞めてよかったです
西側のお店では突っ立っていても売れることはほとんどない
ていうか営業もかけていないのに売れたとしてもつまらないし嬉しくもない
営業の醍醐味といえば購買意欲の無いお客様にどうやって買い替えてもらうか頭を働かせる時間
自分のなかで作ったシナリオが思い通りにいったときの喜びはまじで他では味わえない
その一瞬のためにがんばっている感はある
働き方に正解はないけど農耕型のスタイルだと配属先によっては売れなくなるし転職したときにどこにでもいる使えないセールスマンに変貌する
狩猟型のスタイルを確立できれば環境どころか商材が変わっても結果を出し続けられる
エアコンだろうがボールペンだろうがなんだって売れる
もちろんここまで狩猟型スタイルで突っ走ってきたからこれからも自動車に執着する気も一切ない
以前に比べて環境もお客様も選べるようになった
今の仕事はいつ辞めるかわからないからね〜なんて誰かに話したりすると
いやいやそんなことないでしょ〜なんて言われる
結局は直感に従って生きていくしかないから今すぐにはわからないけど今すぐに辞めることだって充分にあり得る
もっと輝ける場所、稼げる場所、喜んでもらえる場所
そんな素敵な環境をいつだって探している
今後はもっと幅を利かせて世界中のフィクサーをターゲットに仕事をしていきたい
ていうか、いく
本日もありがとうございました。