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【庄内の面白い大人と出会い、面白い体験を。】 中高生向け体験型学習プログラム 第2弾「『絵を描くのが好き』をシゴトにするって、どういうこと?」(開催レポート)

2024.6/8[土]、庄内の中高生向け体験型学習プログラム「『絵を描くのが好き』をシゴトにするって、どういうこと?」を開催しました🙌  参加してくれた中高生7名のみなさん、ゲスト講師の いしはら みよこ さん(神主兼イラストクリエイター / 以下、みよこさん)、本当にありがとうございました😊

第2回目となる今回のテーマは「イラスト」。以前から、中高生に身近な存在のイラストや漫画を題材とした学びの場を作れないかなぁと、頭の片隅でぼんやり思い描いていました。そんな折、今年1月、知り合いを通じてみよこさんとお会いする機会があり「高校時代に、絵やイラストを学ぶ進学先や、その先にどんな仕事の可能性があるのか、相談できる相手がいなかったんですよねぇ」というお話をお聞きしたことから、今回のプログラム実施につながりました。

今回のプログラムの案内チラシです。

\\参加してくれた中高生の感想・印象に残ったこと//
・受験とか将来の仕事とか詳しく考えるヒントになったし、「絵を描く」以外の美術への関わり方がわかった。
・みんなで絵を描けて楽しかった。
・人数が少なくてのびのび過ごせた気がする。
・全員の「かわいい」がそれぞれ違って面白かった。その後の「こじつけ」のワークも全員でやってみたかった。

\\参加者の親御さんのコメント//
・中高生向けのプログラムはないので、こうした機会はとてもありがたいです。

それでは、当日の様子を、写真とスライドでご紹介します。
パラパラめくる紙芝居のような感覚で、ぜひご覧ください🙇‍♂️

さあ、第2弾 庄内の中高生向け体験型学習プログラム
「『絵を描くのが好き」をシゴトにするって、どういうこと?」の始まりですー。
2時間のプログラム。前半のトークセッションでは、いしはらさんから「絵を描く」仕事についてお話しいただき、後半のワークショップでは、いしはらさんと一緒に参加者が実際にイラストを描いてみます。
みよこさんのプロフィールです。
みよこさん、お忙しいところ、中高生が楽しめるプログラムを企画・実施していただき感謝です。
初めまして同士の参加者が多いため、まずは、どんな参加者がいるのか、
お互いのことを少し知ってみる「チェックイン」から。
今回は、スマホを使って匿名で回答できるSlidoというシステムを利用してみました。
最初に、みんなの緊張度合いを聞いてみたり、
卒業後の進路を尋ねた後に、
2つのグループに分かれて、参加してみようと思った理由や、それぞれの推しをシェアしてみました。
推しを話しているとき、参加者は照れながらも、とっても嬉しそうでしたー。
場が少し和らいだところで、トークセッションへ。
みよこさん、この日のためにとっても素敵でボリュームのある説明スライドをご用意いただきました。
幼少期から今までのライフストーリー、ご自身の作品のご紹介、社会のどんな場面でイラストが使われるかなどなど。参加者も食い入るように聞いてくれています。
中学時代、NARUTOの漫画1冊分をよく模写していたというみよこさん。
まさに「好きこそものの上手なれ」ですね!
中高時代、自分が描いたイラストを友達にあげると喜んでくれるのが、とっても嬉しかったとのこと。
こちらでもいくつか問いを用意していましたが、
参加者からの質問を中心に、みよこさんにお答えいただきました。

質疑応答で印象に残ったやり取りを1つご紹介します。

(参加者からの質問)いざ人に頼まれてイラストを描くとき、どうしても「自分の絵柄なんかで描いて良いのか…?」「みんなにヘンって思われたらどうしよう?」と自信をなくして自分らしいイラストが描けなくなります。どうしら自分の絵柄に自信を持って描くことができるのでしょうか。

(みよこさんの回答)まず、友達から頼まれている時点で、とってもすごいこと。他のイラストと異なっている程、個性があって強みだと思うので、自信を持って描いて欲しい。

中高生と、その分野で経験のある地域の大人とこうしたやり取りが生まれるのが、このプログラムの醍醐味だと思えた一コマでした。質問してくれた参加者が、より楽しく絵を描き続けてくれると嬉しく思います。

休み時間、みよこさんの高校時代の卒業制作の作品に夢中になる参加者たち。

ワークショップ

お待たせしました、ようやくイラスト・ワークショップの始まりですー。
「自分が『かわいい』と思うものを、自由に描いてみましょう」みよこさんからお題を出題いただいて、
みんなでテーブルを囲んでイラストを描いてみます。
もくもく。もくもく。もくもく。
みよこさんが場を和ませてくれて、参加者間のおしゃべりも交じりながら
ゆるりとした時間となっていきます😊
ラスト3分。色を付けたり、スマホで細部を確認したりと、最後の追い込みへ。
その後は1人ずつ、自分が描いた絵をシェアしていきます。
みよこさんから「自分がかわいいと思ったポイント」をぜひ伝えてみようと掛け声があり、
それぞれ恥ずかしそうにしながらも、伝えてくれていましたー。
その後、席を1つずつ横にずれて、
他の参加者が描いたイラストの「good point」をポストイットに書いてプレゼントしていきます。
自分が思っているgood pointと、他者から見たgood point。
どちらも知ることで、自分のイラストにより自信を持てたり、表現の幅も広がりそうです。
みよこさんから、最後に仕事に絡めてのメッセージが送られました。
「仕事でイラストを描くとなると、依頼者から条件が提示されて、その意向に沿って描くことになります。ただし、描く側には、自分自身がいいな、好きだなと思うイラストを描きたい気持ちもあると思います。今回、時間の都合上、最後のワークまで出来なかったけど、(最初から条件に沿ってイラストを描くのではなく)自分が好きなイラストを描いてから、条件に合わせていくというやり方も1つだよということを伝えたかったです。自分はどんなイラストが好きなのかを忘れずに、ぜひ描き続けて下さい。」
最後に集合写真をパチリ。みんないい表情だなぁ😄
勇気を持って参加してくれてありがとうございました‼️

「プログラムが終わった後も、描いた絵を見せに来てもらっても、もちろん大丈夫ですよー」と、みよこさんが参加者に伝えてくれたように、このプログラムをきっかけに、みよこさんと中高生がつながっていくことを願っています。

それぞれのイラストが気になったり、お互いに刺激をもらったり。好きなこと、興味関心が同じ同世代が集まる場っていいなぁと、改めて思えた時間でした。参加してくれた中高生のみなさん、楽しい2時間を創っていただいた みよこさん、本当にありがとうございました😊

Special thanks for
・いしはら みよこ さん(神主兼イラストクリエイター)
・菅原 寛正 さん(みよこさんを紹介してくれて感謝です)

(ご参考)
第1回 庄内の中高生向け体験型学習プログラム「誰かに見せたくなるスマホ写真展をやってみよう」の開催レポートはこちらです↓
よろしければ、ぜひぜひご覧ください🙇‍♂️


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