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若い頃の理不尽な経験はかなり貴重なのかもしれない

社会人になって働いていると、理不尽な経験ってあると思います。

例えばある企画をしていて、先週まではA案で進めていたのだけれど、急にB案に変更になって、今まで作ってきたものがすべてリセットになった...みたいなことです。

ぼくも同じような経験をしたことがあります。

最近ちょっとだけ立場が上がったので、今まで以上に例に挙げたような理不尽な経験をしているようなしていないような...

多分ですけど、理不尽なことが起きたとき多くのひとは不満やイライラが募って、先輩や他部署の同僚の不満をぶつけると思うんです。

居酒屋では、「ちょっと聞いてくださいよー」から始まり、愚痴はあれやこれやと広がっていく、先輩は自分も同じような経験があるので、「まあ、仕方ないよ」ってな感じで、平たく言うと頑張れ的なメッセージを送るんじゃないでしょうか。

一方ぼくの場合は、そんな理不尽なことが起きたとしても基本あんまり何も感じません。

こころの中では、「あー、なるほどね、そっちのパターンね」とか思ってそれで終了です。

基本的にA案がB案に変更になったところで、よっぽどな理由がない限り、それを頑張って覆そうとか思わないですし、その判断にイラっとすることもありません。

理由はいくつかあるんですけど、その一つに自分よりも圧倒的に考えているひとの判断だから。というのがあります。

急に、「じゃあ、ちょっとこれ変更しよう!」っていうひとって多くの場合は社長であったり、部長の場合が多いと思います。

そうじゃない場合は、反論の余地はあるかもしれません。

で、やっぱり社長や部長クラスになると、他の社員よりも圧倒的に事業のことを考えているし、日々浴びている情報量や質も違います。

仮に、「いや、ちょっとまってくださいよ...」と反論しようとしても、絶対に論破できないと思うんです。

反論するよりも、なぜ変更になるのか?という理由をしっかり理解できるまで聞き、例え準備期間が短かったとしても、「はい、やります!」と、気持ちよく返事をする方が良いと思います。

で、この理不尽問題を考えているときに学生時代に野球をやっていた経験が大きな影響を与えていることに気がつきました。

ぼく、小学2年生くらいから高校までがっつり野球をやっていたんですけど、かなり理不尽な世界で生きてきました。

特に中学と高校。

どちらも1年生と2年生はしっかりパシリをしていて、先輩の言うことは絶対でした。

アイスやジュースが欲しいと言われれば走って買いに行くし、一発芸が見たいと言われれば、即興で何か芸をやる。

朝の登校時、下駄箱で靴を履き替えていると思いっきりおしりを蹴られるなんてことも日常的にありました。

あと、これは野球部の先輩の話ではないですけど、「100円募金して」と毎日のように後輩にたかるヤンキーもいました。

田舎出身なのでヤンキーは多めです。

そのヤンキーは殴るひとだったので、ぼくも二つ返事で募金します。(取られているだけ)

基本的に後輩にはNOを言う権利がない。こんな世界で長いこと過ごしていたからこそ、そこまで抵抗がないのかもしれません。

今は、時代が変わって例に上げたようなことはほとんどないのかもしれませんが、ぼくが学生だったころは平気でありました。

何が言いたかったかと言うと、良いか悪いかは別として昔の理不尽な経験はただのいじめだったかもしれないけれど、今思うと貴重な経験だったのでは?ということ。

そして、社会人になって普通のひとが「え?」と感じるところをそこまで抵抗なく受け入れることができる。

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