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【会計処理の基礎🧮】有価証券の保有目的と勘定科目について✨:エッセンシャル会計学 No.18

今回のテーマは「有価証券の保有目的」がメインとなります。

保有目的は会社が決めますが、株式・公社債の性質上、分類できない保有目的があります。
どのような目的や勘定科目が登場するのか?という点を意識しながら、ご覧いただければ幸いです💖


会計・財務についてもっと学びたい🔥

会計業務や経理、財務、簿記についての基本的な知識を持つことは、ビジネスパーソンにとって重要であると感じています!

今後、定期的に投稿していく【エッセンシャル会計学シリーズ】では、会計業務の重要性から経理や財務の役割まで、私が勉強したことをわかりやすくアウトプットしていきたいと思います🔥

さらに、経理業務の具体的な内容や財務業務の目的、簿記の種類と特徴についても詳しく掘り下げていきます。
そして、日商簿記検定2級合格を最終的な目標として会計学を勉強していきたいと思います。

ビジネスにおける財務情報の管理や経営判断の基盤となる知識を身につけるため、ご一読いただけますと幸いです💖

前回のお復習い📑

4つに分類される有価証券の保有目的✨

売買目的有価証券とは、時価の変動により利益を得ることを目的とした株式・ 公社債のことです。
売買目的有価証券は、短期的な売買を繰り返すことを想定しています!

②満期保有目的の債券とは、満期まで保有することを目的として保有する公社債のことです!
売買目的有価証券とは異なり、売却して利益を得ることは目的とし ておらず、保有期間にわたって利息を得ること、満期日に額面金額を回収することが目的となります。

③子会社株式・関連会社株式について
子会社株式とは、発行済株式の50%超を保有している場合の株式のことです!
株式を50%超保有していれば、その会社を支配できます。
支配することで、その会社を自社の傘下に置くことができ、グ ループ一体として事業を行うことが可能になります!

このとき、自社を親会社、 支配下にある会社を子会社といいます。

関連会社株式とは、発行済株式の20%以上50%以下を保有している場合の株式のことです📝

そして、株式を20%以上保有していれば、その会社に対して大きな影響力を行使でき、ある程度自社の意見を通すことができます✨
このような会社を関連会社ということを覚えておきましょう
なお、どちらとも売却することは想定していません。

④その他有価証券の存在
その他有価証券とは、上記のいずれにも該当しない株式・公社債のことです。

例えば、長期投資や業務提携目的で保有する有価証券(いわゆる持ち合い株式) が該当します!

その他有価証券は、基本的に長期間保有することを前提とした有 価証券であると覚えておきましょう。

保有目的と有価証券の種類の関係🔖

保有目的は会社が決めますが、株式・公社債の性質上、分類できない保有目的があります。
保有目的と有価証券の種類の関係をまとめると、次のようになります!

株式は、返済されないため、満期保有目的の債券という概念は存在しません💦
したがって、株式は売買目的有価証券、子会社・関連会社株式、その他有価証券の3つが該当することになります!

反対に、公社債については、議決権がないため、公社債を子会社株式・関連会社株式として保有することはありません!
よって、公社債は売買目的有価証券、満期保有目的の債券、その他有価証券となります📝

ここで「売買目的有価証券は株式のみ」と勘違いする人が多いですが、公社債の時価も日々変動しますので、売買目的有価証券に分類できます📝

保有目的と勘定科目🧮

取得した有価証券は「資産の増加」として会計処理します。
なお、この際の勘定科目は、 保有目的別に決まっています!

$$
\begin{matrix}
【保有目的】 & 【勘定科目】 & 【一般的な表示科目】 \\
売買目的有価証券 & 売買目的有価証券  & 有価証券\\
満期保有目的の債券 & 満期保有目的債権 & 投資有価証券\\子会社株式 & 子会社株式 & 子会社株式\\関連会社株式 & 関連会社株式 & 関連会社株式\\その他有価証券 & その他有価証券 & 投資有価証券
\end{matrix}
$$

このように分類されますので、必ず覚えておきましょう✨

また、有価証券の勘定科目は「株式か公社債か」ではなく「保有目的」により決まる点に注意しておきたいですね💛

本日の解説はここまでとします🔥

私が考える会計学を学ぶ意義💖

会計知識は、経理や会計士だけが理解していればいいというわけではありません

なぜならば会計は、経理や監査法人の会計士だけではなく、営業や管理職、経営全般まで、会社に所属している全て人にとって必須の知識であると考えているからです

ほとんどすべての会社は、営利団体であると思われます
つまり、ボランティアではなく、利益を追求し、事業活動を行い、会社は成長していくことを本質的な目的にしていることでしょう

私も株式会社に就職を予定している以上、利益の出る仕組み、お金の流れは確実理解をしておく必要があることを自覚しています

例えば、営業マンだとしても、売上の目標や予算作成に関わることがあると思います
そして、その予算の仕組みも、売上の処理も、全て会計が関係しているのです
また、営業の売上は経理が処理をし、会社の利益がいくらになるかを算出していくことになります

総じて、会計を知ることで、会社にどれほどのインパクトをもたらしているのかを把握でき、予算の作成においても精緻に行えるようになると言えますね💖
また、数字に強くなり、定量的な分析に基づく思考法やビジネスが行えるようになるでしょう

そして、会計の知識を洗練していけば将来的に経営者の視点を手に入れることができると思いますので、新規プロジェクトにアサインされたり、昇格のきっかけにもなり得るかもしれません🔥

会計の基礎知識である「財務3表の理解」を中心に理解を深め、財務3表とは何か?
これを見て、何をどう判断するのか?などを考えていきたいですよね
この知識があるのとないとでは、今後の仕事の仕方が大きく変わることに間違いはないでしょう

これからの時代はグローバルに活躍できる人材というのが求められると思います
私の投稿でも会計の基礎を身に着けるのであれば、英語も交えて知識をつけると、今後ますます活躍できるフィールドが広がっていくと考えていますので、グローバルスタンダードにも挑戦していくことにしましょう🔥

なお参考資料は以下の通りです

おすすめマガジンのご紹介🔔

こちらに24卒としての私の就職活動体験記をまとめたマガジンをご紹介させていただきます👍
様々な観点から就職活動について考察していますので、ご一読いただけますと幸いです

改めて、就職活動は
本当に「ご縁」だと感じました
🍀

だからこそ、ご縁を大切
そして、選んだ道を正解にできるよう
これからも努力していきたいなと思います🔥

今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご愛読いただき誠に有難うございました!

あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
その点に関しまして、ご了承ください🙏

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