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【有価証券の基本🌳】株式と公社債の比較について:エッセンシャル会計学 No.17

今回は、有価証券の基本について確認します

有価証券とは、売買できる証券のことで、株式と公社債(国債、社債)のことです

株式と公社債の違いなどについて、理解することが目的です💗

会計・財務についてもっと学びたい🔥

会計業務や経理、財務、簿記についての基本的な知識を持つことは、ビジネスパーソンにとって重要であると感じています。

今後、定期的に投稿していく【エッセンシャル会計学シリーズ】では、会計業務の重要性から経理や財務の役割まで、私が勉強したことをわかりやすくアウトプットしていきたいと思います🔥

さらに、経理業務の具体的な内容や財務業務の目的、簿記の種類と特徴についても詳しく掘り下げていきたいと思います!
そして、日商簿記検定2級合格を最終的な目標として会計学を勉強していきたいと思います!

ビジネスにおける財務情報の管理や経営判断の基盤となる知識を身につけるため、ご一読いただけますと幸いです💖

前回のお復習い📑

有価証券の基本について✨

「価値が有る証券」を有価証券といい、有価証券は証券市場を通じて売買することができます📝

有価証券には色々な種類があるのですが、日商簿記2級では株式と 公社債(国債、社債)について学習します。

なお有価証券といいますが、現在は電子化(ペーパーレス化)されているので実際の証券を目にする機会は少なくなっています!
また、株式は1株、2株…と教え、公社債は1口、2口…と数えます。

有価証券の発行による資金調達💚

有価証券(株式と公社債)は、多額の資金を調達する際に発行されます。

有価証券の特徴は、①細分化されていること、②購入者は売却により投資を回収できること、という2つがあります!

今回で学習するのは、取得者側の会計処理ですので、以降は取得者側の視点で仕訳けていくことになります!

株式と公社債の比較

株式と公社債は、どちらも資金の調達手段であり証券が発行される点で共通していますが、その違いもしっかりと理解しておきましょう✨

株式を取得することは、その会社に対して出資することを意味するので、投資額が返済されることはありません。

投資額を回収したい場合は、株式を売却します
また、株式の取得者は、その会社の株主(会社のオーナー)になり、利益からの分配(配当金)を受けることができます。

対して、公社債を取得した場合、満期日に返済(償還)されるため、売却しなくても投資額を回収することができ、満期日前に売却することも可能です📝

公社債の場合、一定の利息は受け取れますが、配当金を受け取ることはできません!
すなわち、公社債の取得は実質「お金を貸している」ことと同義です。
そのため、返済もされますし、保有期間にわたって利息も受け取れます。

株式の議決権✨

株式の保有者には、その会社の議決権があります
議決権とは、株主総会での投票権のことです!

株主総会において、配当金をいくらにするか、経営者を誰にするか、経営者の報酬をいくらにするかなどの重要事項を決定する際は多数決で決めるのですが、この多数決は資本多数決となります。

資本多数決のもとでは、株式の所有割合に応じて投票権が付与されます。

なお「その会社の株式を過半数所有していれば、その会社を支配できる」という点は後々も会計において大切なことになりますので、言及しておきたいと思います💖

株式と公社債の違い

最後に株式と公社債の違いについて考えていきます。
まず、取得の実質的な意味について比較します!

株式は出資、公社債は貸付となります。
また返済されるかどうかについて、株式は返済されることはありませんが、公社債は満期日に返済(償還)されることになります。

また投資の回収方法については、株式は売却、公社債は満期日前に売却もしくは満期日まで保有することによる償還となります!

そして、株式を保有することで配当金を得ることができ、公社債を保有することで一定期間に対応した利息を得ることができます!

株式の主な時価の変動要因は、会社の業績であり、公社債のそれは金利となります📝
なお、一般的に株式はハイリスク・ハイリターン、公社債はローリスク・ローリターンな金融資産であると考えられます✨

本日の解説は、ここまでとします
また公社債については、以下のリンクなどを参照ください。

私が考える会計学を学ぶ意義💖

会計知識は、経理や会計士だけが理解していればいいというわけではありません!

なぜならば会計は、経理や監査法人の会計士だけではなく、営業や管理職、経営全般まで、会社に所属している全て人にとって必須の知識であると考えているからです。

ほとんどすべての会社は、営利団体であると思われます。
つまり、ボランティアではなく、利益を追求し、事業活動を行い、会社は成長していくことを本質的な目的にしていることでしょう!

私も株式会社に就職を予定している以上、利益の出る仕組み、お金の流れは確実理解をしておく必要があることを自覚しています!

例えば、営業マンだとしても、売上の目標や予算作成に関わることがあると思います。
そして、その予算の仕組みも、売上の処理も、全て会計が関係しているのです。
また営業の売上は経理が処理をし、会社の利益がいくらになるかを算出していくことになります!

総じて、会計を知ることで、会社にどれほどのインパクトをもたらしているのかを把握でき、予算の作成においても精緻に行えるようになると言えますね💖
また、数字に強くなり、定量的な分析に基づく思考法やビジネスが行えるようになるでしょう!

そして、会計の知識を洗練していけば将来的に経営者の視点を手に入れることができると思いますので、新規プロジェクトにアサインされたり、昇格のきっかけにもなり得るかもしれません🔥

会計の基礎知識である「財務3表の理解」を中心に理解を深め、財務3表とは何か?
これを見て、何をどう判断するのか?などを考えていきたいですよね。
この知識があるのとないとでは、今後の仕事の仕方が大きく変わることに間違いはないでしょう!

これからの時代はグローバルに活躍できる人材というのが求められると思います。
私の投稿でも会計の基礎を身に着けるのであれば、英語も交えて知識をつけると、今後ますます活躍できるフィールドが広がっていくと考えていますので、グローバルスタンダードにも挑戦していくことにしましょう🔥

なお参考資料は以下の通りです。

おすすめマガジンのご紹介🔔

こちらに24卒としての私の就職活動体験記をまとめたマガジンをご紹介させていただきます👍
様々な観点から就職活動について考察していますので、ご一読いただけますと幸いです。

改めて、就職活動は
本当に「ご縁」だと感じました
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だからこそ、ご縁を大切
そして、選んだ道を正解にできるよう
これからも努力していきたいなと思います🔥

今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご愛読いただき誠に有難うございました!

あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
その点に関しまして、ご了承ください🙏

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