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世界的なインフレの可能性:日本経済新聞 No.32

経済について詳しくなることは
世の中について理解すること
💗

しっかりと肝心なポイントを抑えて
一緒に楽しく経済学的な考え方をしよう!!


はじめに


この投稿は
私がもっと経済を学び、詳しくなることで
世の中の動向を理解できるようになりたい
🌈

と思う気持ちから取り組んでいきたいと
考えている記事の内容になる📝

それは、日本経済新聞シリーズである

私もまだまだ浅学非才な身であり
もっと世の中の動向について
知らなければならないと思う

この記事では、私がこの新聞を読んで
思うことや考えたこと
そして、学んだことをまとめていきたい❤️‍🔥

厳密な引用をしっかり行い
記事を参考にしながら
私の見解も添えて、述べていくことにする🍀

本当に将来にかけてインフレするの??


日本国内においては
新型コロナウイルス感染拡大によって

緊急事態宣言やまん延防止措置が
発令されていたときと比較して
だいぶ経済が復活してきたように思う

世界経済を俯瞰してみると

ロシア・ウクライナの紛争は
依然として長期化しており

アメリカの経済では、予想を超える
消費者物価のインフレを抑制するために
FRBが金利の引き上げによって経済を
安定させようとしているのである

そして、お隣の大国である、中国は
「ゼロコロナ政策」を厳格にしており
アジア経済に大きな影響を与えている

ヨーロッパ経済圏は、ロシアからの
エネルギー供給問題やEUとしての
経済秩序を保つための課題に直面している

このような国際経済情勢のなかで

今回の投稿で、よりフォーカスして
いきたいことは、世界的にインフレが予想
されているということである

経済学において、人々の予想は
かかせないエッセンスである

だからこそ、期待インフレから
考える世界経済の動向を
一緒に考えていきたいと思う次第である

今回の投稿を作成するにあたって
参考にした記事は、以下である📰

予想インフレ 日米欧上昇 

米8年ぶり、欧州9年ぶり高水準 
値上げ・賃上げ拍車も

日米欧で物価上昇が長引く兆候が出ている。人々の物価見通しを反映する予想インフレは米国が約8年ぶり、ユーロ圏は約9年ぶりの高水準だ。消費者物価指数(CPI)の上昇は一時的とみられていたが、予想インフレが2022年に入って上がり始めた。企業の製品の値付けに影響するほか、賃上げが進みやすくなる。中央銀行は難しいかじ取りを迫られる。
 予想インフレは将来の物価をどう想定しているかを示す指標だ。予想インフレが高まれば、人々は足元の物価上昇が一時的でないとみていることになる。
 米労働省は11日、4月のCPIを発表する。3月のCPIは前年同月比の伸び率が8.5%となり、約40年ぶりの水準となった。CPIは21年の夏ごろから急上昇し、大きく下がる気配がない。
 小売店で目にする値段などが上がっているため、人々の物価の見通しが変わった。現在から5年たった時点で、さらに5年間の物価がどうなるかを示す予想インフレでみると、米国の4月下旬時点の予想インフレは2.8%だった。7年7カ月ぶりの高水準だ。21年は2%台前半で推移していたが、22年に入って急に上がり始めた。
 ユーロ圏でも20年3月の0.7%台から、4月下旬に9年2カ月ぶりの高水準となる2.4%にまで上昇してきた。景気回復の影響に加えて、ロシアのウクライナ侵攻による資源高でCPIが一段と押し上げられたことが大きい。
 予想インフレが米欧の中央銀行が目標とする2%を超えてくると、値上げや賃上げを求める動きが活発化し、結果としてCPIもさらに上昇するというスパイラルに入る恐れがある。8%超のCPIと比べると米国の予想インフレの2.8%は低いようにみえるが、インフレに歯止めがかからなくなるリスクがある。
 日本のデフレマインド定着とは逆のパターンで、米欧の中央銀行は景気減速への配慮よりインフレ抑制のための金融引き締めを優先する。米国では米連邦準備理事会(FRB)が利上げにかじを切った。欧州中央銀行(ECB)も金融引き締めで追随しそうで、市場ではECBが7月にも11年ぶりの利上げに踏み切るとの見方が広がる。
 日本でも物価観は変化しつつある。予想インフレの水準は足元で0.7%と欧米より低いが、コロナの影響でマイナス圏だった20年から一変した。原油など原材料価格の上昇だけでなく、歴史的な円安を起点に先高観も強まりやすい。
 企業も値上げに強気の姿勢を見せる。3月の日銀短観によると、5年後の販売価格見通しは3.2%上昇と、前回21年12月から0.9ポイント上昇した。モルガン・スタンレーMUFG証券の山口毅チーフエコノミストは「物価が上がらないという意識が変化する可能性がある」と分析する。
 消費者庁がまとめたモニター調査では、1年後の期待物価上昇率が2.7%と過去最高で、食料品や日用品の値上げを見込む人が増えている。
 世界経済の先行き不透明感は増している。ユーロ圏や日本などの資源の輸入国で所得流出が膨らめば、企業収益だけでなく家計の所得にも悪影響が及ぶ。景気の腰折れを避けながらいかにインフレを抑えるかという難しい課題に中央銀行は直面している。
(ベルリン=南毅郎、前田尚歩)
 ▼予想インフレ 家計や企業、市場が予想する将来の物価上昇率。期待インフレとも呼ぶ。実際の景気や物価に影響を与えるため、それらの先行きを読む上で重要な指標とされる。厳密な測定は難しいが、家計や企業へのアンケート調査や、固定金利を物価に応じて変動する金利と交換する取引などをもとに算出される。
 予想インフレが上がったまま名目金利が変わらなければ、実質金利は下がるため、消費や投資が過熱しやすくなる。日米欧の中銀は2%の物価上昇率を目標にしており、予想インフレがこの目標から大きく離れないように金融政策を決める。
2022/05/11 日本経済新聞 朝刊 8ページより引用

引用した記事を読んでいただいて
いかがだっただろうか?

まず、何よりこの記事のポイントとして

日米欧で物価上昇が長引く兆候が出ている
ということに着目できるだろう👍

人々の物価見通しを反映する
予想インフレは、米国が約8年ぶり
ユーロ圏は約9年ぶりの高水準であるそうだ

消費者物価指数(CPI)の上昇は
一時的とみられていたが

予想インフレが2022年に入って上がり始めた
という経済現象が観測されているのである

予想インフレが高まっているということは
人々は、足元の物価上昇が一時的でない
いうことを示唆しているのである

予想インフレが
米欧の中央銀行の目標である2%を超過すると

値上げや賃上げを求める動きが活発化し
結果として、CPIもさらに上昇するという

インフレーション・スパイラルに入る恐れがある
ということを理解しておきたい

これは、デフレスパイラルと対になる
経済現象であると解釈できるだろう


8%超のCPIと比べると
米国の予想インフレの2.8%は低いようにみえる

しかしながら、インフレに歯止めが
かからなくなるリスクに警鐘が鳴らされている

また、日本の物価観も変化しつつある
ということも言及されているが

果たして、これは良いインフレ兆候と
判断することができるのだろうか??

サプライサイドや円安のリスクを考えると
賃金の上昇がなかなか実現されない
日本経済において、深刻な問題かもしれない


この投稿を総じて、まとめると
現在における世界情勢からの経済に歪みによって

世界経済の先行きに対する不透明感は増している
ということである


ユーロ圏や日本などの資源の輸入国で
所得流出が膨らめば
企業収益だけでなく家計の所得にも悪影響が及ぶ
というリスクも否定できないのである

景気の腰折れを避けながらいかに
インフレを抑えるかという難しい課題に

中央銀行は直面しているだろう

このようなインフレーション予想によって

企業の製品の値付けに影響するほか
賃上げが進みやすくなるということも
十分に考えられるのである

中央銀行は難しいかじ取りを
迫られているなかで
今後の金融および経済政策に
着目していきたい次第である🧡


最後までご愛読ありがとうございます💖


あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが

その点に関しまして、ご了承ください🙏

私のnoteの投稿をみてくださった方が

ほんの小さな事でも学びがあった!
考え方の引き出しが増えた!
読書から学べることが多い!

などなど、プラスの収穫があったのであれば
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