観光と地域の暮らしの交差するところ
毎日、大通りを見知らぬ人が通る。
その事実だけを取り出したら、極めて「都市的」というか「都市部のよう」ではある。
けれども、その実は小さな町。
人口も減って、例に漏れず高齢化も辿っている。
この、冷静に見たらアンバランスな状況の中、大きな期待を持って訪れる人がたくさんいる。
期待はその地域の環境や暮らしにリスペクトを持ったもの、憧れを持ったものもあれば、刹那の欲を満たす「消費」に近いものもあるだろう。
その人の中にしかないものなので、それらは判別はできないだろう。所謂、自己