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コロナで「将来不安」を感じたら、まず、やるべき三つのこと

なんとなく元気が湧かなかったり、イライラしてしまったり、そして、「この先」を不安に感じてしまったりと。長期戦に突入した新型コロナウィルスとの「戦い」の中で、様々なストレスを感じているのではないでしょうか。

今日は、そんな時にオススメしたい三点について書いていきますね。

まず、何より大切なのが、「没入時間」をつくることです。「没入時間」とは、「ゾーン」や「フロー」の状態に入った時間をさします。昨日の1日をふりかえってみて、「没入時間」ありましたか?

なんでもいいです。「フロー」を生み出す「原理」はすでに明らかになっていて、「スキル」と「チャレンジ(課題)」との<バランス>が適度に保たれている状態になります。

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この図は、私がまとめた著書『プロティアン』でも触れました。チクセント・ミハイ教授の「フロー理論」をベースにしたものです。

みなさんが、持っている「スキル」に対して、「チャレンジ」が適度に高い場合には、「没入時間」に入ることができます。

「瞑想」などもオススメですが、今回は、できるだけ、「身体的な動き」を伴う活動を取り入れるようにしませんか?というのが、私からの一つ目の共有事項です。

とはいっても、「そんなものなかなかないよ。」という方もいるかもしれません。「移動」できない「密」になれないことで、「趣味」に没頭する機会も奪われてしまっているからなのです。

私の「没入時間」は、ランニングです。ただ、何も考えず、走ります。「スキル」というほどの「高尚」なものではなくて、走るだけです。ランニングという「シンプルな身体活動」であるので、「チャレンジ」の設定も簡単です。スピードや距離を設定することが、そのまま、「没入時間」の入り口になるわけです。

絵を描くこと、音楽を聴くこと、歌うこと。トレーニングをすること。それはそれは、なんでもいいのです。ただし、持っている「スキル」と「チャレンジ」を意識するようにしてください。

「没入時間」を設けることで、少なくとも、その時間は、「不安」や「退屈」を感じることはありませんし、その活動後は、晴れやかな気持ちで過ごすことができます。

「没入時間」は、リラックス効果もあるのです。

二点目は、「今の自分」を<客観的に把握>することです。私の手元には行動診断シートがあります。

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私はキャリア研究の専門家ですが、キャリア研究の最大の弱点は、「自分語り」「自分探し」の<主観的な分析>にとどまってしまう点です。例えば、「過去にこんなことしてきた。」「大切にしているのは、〜〜〜だ」という経験に基づく「主観的な解釈」です。

そうではなくて、自分のことをもっと、<客観的に分析・把握する>必要があるのです。

こちらのシートに顕著なように、私の場合だと、「人から指示を受けたり」「マニュアル通りにやる」ことにストレスを感じやすいのです。その半面、「前例がないことへの挑戦」には、喜んでやる特性を持っているのです。

こちらのツールは、「キャリア・ビノベーション(行動+変革)」診断です。関心がある方は、下記に、直接問い合わせて見てください

このように、自分の特性を「客観的に把握する」ことで、日頃の行動をみつめることができるのです。隙間時間があると、この診断レポートを見直していますwww。

診断結果も動画で確認できます。こんなフィードバックをもらえます。

「没入時間」を作り、「いまの自分を客観的に把握したら」最後に3点目ですが、「生き方デッサン」をすることです。

私は、手帳の「余白」ページを使って、常に、「これからのデザイン」を書き込んでいます。それはそれは、人に見せれるようなクオリティではないのですが、「生き方デッサン」のようなテイストです。

好きに書きなぐっているのです。どこに向かって歩いて行きたいのか。何を大切にしたいのか。人と比べることではなくて、鼓動続く限りにおいて自分は何を成すのかをデッサンするのです。

常に、ヴァージョンアップしていくイメージです。あまり、大きな声では言えませんが、2週間に一度くらいは、その時間を設けています。それが私にとっては、「瞑想・集中」の効果があるからです。

まとめます。

なんとなく元気のない方は、

① 没入時間をつくる、②「今の自分」を<客観的に把握>すること、③ 生き方デッサンする。

ことに取り組んでみてください。

コロナ禍の生活を「プチ・鬱」なものから、精神的ハッピーなものにしてくれます。

よかったら、参考にしてみてください。

それでは、HAPPY DAY

なお、この3点は、『プロティアン』の考え方をベースにしています。まだの方は、読んでみてください。



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