法テラスとの契約内容を公開します。

先日、無事にブラック企業を退職することが出来ました。

いいねやコメントを下さった皆様、ありがとうございました。

ブラック企業から解放された反動で丸一日は色々とアクティブに動いてまして、Twitterをまともに更新してませんでしたが、なんとかnoteだけは書こうと思い、筆を(指を)走らせています。

今回のnoteでは、先日の記事にて告知していました「法テラスとの契約内容」の詳細を載せたいと思います。契約内容というよりは契約条項をつらつらと並べるだけのnoteにはなりますが、検討されている方には参考になるかとは思いますのでご覧下さい。

ちなみに下線部は私の解説です。ちょいちょい出てきます。

ーはじめに

代理援助は、民事法律扶助制度によって行う援助の中で、裁判手続等を利用するために必要な費用を立て替える制度です。
立て替えた費用は、援助を受けたあなた自身が返済することになります。

業務の処理上、個人情報を法テラスが選定した協力会社(立替金の返済のための金融機関、収納代行会社、督促等を行う機密保持契約を結んだ会社等)に提供することがあります。

1 .援助開始決定の留意点

援助開始決定がなされましたが、代理援助契約に基づく受任者(弁護士・司法書士等)の事件処理は、受任者の責任において行われるものであり、法テラスは事件処理について責任を負いません。

解説※あくまで「立て替えるだけだよ〜」と言ってます。

また、援助開始決定では 着手金の額が決められていますが、援助開始時点では、事件の難易が明確ではないことから、援助終結までの間又は終結時に事件の難易を判断し、援助開始時にさかのぼって着手金を増額することがあります。

解説※ぼったくられはしませんが、今は分からないからあとから決めますね〜ということです。

2 .代理援助契約書の確認 

お渡しする代理援助契約書(以下「契約書」)は、援助開始決定を受けたあなたと受任者と法テラスの三者間の関係を定めたものです。内容をよく確認して、事件処理及び返済が終了するまで、本書面及び決定書とともに 大切に保管してください。


3 .訴訟費用等の立替え

契約書又は決定書記載の立替金(着手金及び実費等)は、法テラスが受任者に立替払いします。
法テラスは、弁護士等の費用のほか、事件によっては、裁判所に納付する印紙、鑑定費用、記録謄写費用、通訳費用など裁判手続等を進めるために必要な実費を立て替えることができ、契約書記載の実費額に不足が生じたときは、一定の金額までは法テラスがこれらの実費等を追加して立て替えます(追加立替えには法テラスの承認が必要です)。これらの立替金は、あなたから法テラスに返済していただくことになります。ご本人にご負担いただく決定がある場合を除いて、あなたから受任者に直接金銭を支払う必要はありません。

4.自己破産事件及び民事再生申立事件における予納金の負担

自己破産事件及び民事再生申立事件における予納金は、立替えをしませんので、裁判所の決定に従い、あなた 自身で早急にご用意ください。ただし、自己破産事件の場合、生活保護を受給されている方には、法テラスが予納金の一部を立て替えることがあります。

解説※今回わたくしは自己破産関係ないので飛ばしました。

5 .立替金の返済(償還)

法テラスの立替金の返済は、原則として、援助開始後速やかに開始していただきます。
法テラスが立て替えるお金は、公的資金を原資としているだけでなく、返済されたお金が新たな援助のために 必要な資金となりますので、必ず約定どおり返済してください。
やむを得ない事情で返済が困難になったときは、地方事務所に連絡してください。連絡なく返済が滞った場合 には、立替金の残金の全額を一括で請求する場合があるほか、法テラスが選定した協力会社等による督促や裁判手続による請求をすることがあります。民法に定められた年3 %の損害金も発生します。

なお、立替金の返済方法など代理援助の条件が遵守されない場合には、援助開始決定が取り消されたり関連事件の援助が不開始となることがあり、これらは受任者の活動予定にも関わる事情でもあるため、あなたの返済状況等を受任者に伝えることがあります。

解説※必要に応じて柔軟に対応してくれるようなので、もし返済が難しい時があったら早めに言ってねということです。

6 .自動引落手続

返済方法は、原則として給与・年金等が振り込まれる金融機関口座からの自動引落をお願いしています(法テ ラスが選定する収納代行会社等を利用することがあります)。自動引落手続に必要な書類(自動払込利用申込書 等)に必要事項を記人し押印の上、必ず地方事務所に提出してください。返済にかかる費用(ゆうちょ銀行33円、その他金融機関40円。金額は変更されることがあります)はあなた自身にご負担いただきます。
なお、立替金の分割返済が決定されてから1か月を経過しても自動引落手続をしていただけない場合、援助を 終結することがあります。

解説※基本的には契約時に振替依頼書も書くので問題ありません。

事件進行中の注意点

1 .受任者との関係 

①受任者の事件処理に疑問があり、受任者と話し合っても疑問が解消されないときは、地方事務所に相談してください。
②法テラスの承認なく、受任者を解任することはできません。
③法テラスは、受任者の職務の独立性に配慮する必要があるため、受任者の事件処理方法等を直接指導すること はできませんが、①のご相談を受けた場合、所定の手続きを経て、代理援助契約の解除を決定したり、法テラスから受任者に対し、法テラスとの基本契約の停止、解除等の措置を取ることがあります。 


2.氏名、住所等の変更

事件処理及び返済が終了するまでの間に、氏名・住所・電話番号等の変更があったときは、必ず地方事務所にご連絡ください。変更のご連絡がないために、契約解除などによってあなたに不利益が生じた場合、法テラスは責任を負うことができません。また、契約解除の場合でも、弁護士や司法書士の費用の負担は発生します。

ー援助の終結

1 .援助開始時に決定した着手金及び実費 

援助開始時に決定した着手金及び実費については、原則として、事件終了に伴う精算は行いません。敗訴した場合や、あなたの望んだ結果とならない場合でも、全額返済する必要があります(なお、援助開始時に決定した実費と、実際の支出額との精算は行いません)。

解説※借りたんだから当たり前に返してくれと言ってるだけです。当たり前です。


2 .報酬金

①全面敗訴など一定の場合を除いて、援助開始時の立替金とは別に受任者に報酬金を支払うことになります。報酬金の額は、事件の種類、性質、財産的利益の額等に応じて法テラスが決定します
②事件の解決による財産的利益が無い場合でも、法的な成果があったと認められる場合には報酬金が発生します。例えば、離婚等請求事件などで金銭を得られないものの離婚のみ成立した場合や、相手から訴えられた事件でその訴えを一部でも退けた場合、通常は報酬金が発生します。
③相手方その他事件の関係者(以下「相手方等」)から得た金銭等がある場合は、原則としてその金銭等から報酬金を支払っていただきます。

解説※報酬金の額は法テラスが決める。貰う側の弁護士に決める権限はない。これ重要。

3 .事件の相手方等から受領した金銭の取扱い

相手方等から得た金銭等がある場合は、原則として受任者が援助終結まで保管しますが、必要に応じて法テラスがお預かりする場合もあります。受任者又は法テラスがお預かりした金銭等については、援助終結後に立替金の残金及び法テラスが決定した報酬金等を控除した後、残額をお返しします(立替金と報酬金等は、原則として 相手方等から受領した金銭等から一括返済していただきます)。
なお、例外的に、受任者又は法テラスがお預かりした金銭等の一部を援助終結前にお返しすることがあります。
返済に充当する額を減額できる場合もありますが、その場合でも、特別の事情のない限り、立替金の返済額は相手方等から受領した金銭の1 0 0分の2 5を下回ることはできません。

解説※お金もらったんだからそこから差し引きして払ってねーってことです。

■援助終結後の立替金の返済について

1 .分割により返済いただく場合、原則、援助終結日から3年以内に完済予定となるように、毎月の返済額を法テラスが決定します。
2 .決定したとおり返済してください。必要に応じて生活状況を確認させていただきます。
3 .立替残金の支払いを確保するため、所有不動産への抵当権の設定や連帯保証人を求めることがあります。抵当犠の設定等に必要な費用はご負担いただきます。
4 .次に掲げるいずれかの事由に該当するときは、原則、新たな援助は行わず、進行中の事件については援助開始次定を取り消すことがあります。
①法テラス(職員含む)や受任者に対して暴行・脅迫等の業務妨害を行った場合
②正当な理由なく償還を5か月以上滞納し続けている場合

5 .法テラスの事務処理や受任者の活動予定にも関わる事情でもあるため、受任者及び他の事件の受任・受託予定者にあなたの返済状況等をお知らせすることがあります。

解説※ここら辺当たり前のことしか書いてなかったです。

■不服の申立て

法テラスの決定に不服のある場合は、不服の申立てをすることができます。不服申立てをするときは、法テラス に届け出た住所に決定書が届いたときから30日以内に、地方事務所に対し不服申立書を提出してください。
なお、法テラスが普通郵便で決定書を発送した場合は、発送した日の翌々日(翌々日が日曜、祝日又は国民の休日であるときは、その後の最初の平日)に、決定書があなたに届いたものとみなされます。

解説※決定書は援助する内容が簡潔に書かれてあるものです。契約時に渡されました。


以上です。汗
誤字脱字があったら見なかったことにしてください。

当たり前のことしか書かれていませんので、そこまできにする必要はないかなーと思ってます。

法テラスは公的機関なので、ぼったくられたり騙されることはありません。

ですがネットの情報を見る限りでは、対応はあまり良くなさそうなので注意してください。職員も流れ作業でやってる感じはあると思いますので。

さて、引き継ぎ作業をしばらくやってたので、次回はその件についてのnoteでも書こうかな。
あとは法テラスをどうやって使うかとかも書くか。よし。

今後ともよろしくお願いいたします。


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