「働かざるもの食うべからず」という考えはもう古い。

わたしは人と比べると楽観主義な方で、なんでもかんでも「なんとかなる」と思ってしまうタイプ。

単発で落ち込むこともあるけれど、そういう時は「大丈夫だ、なんとかなるから」と考え(いい意味で開き直って)、それ以上考えないようにし、他のことに時間を使うように心がけています。

それゆえか、ちょっとしたことでくじけない人という印象を周りが感じるようです。

自分を客観的に見ることは重要です。人から見られて気にする、ということではなく、少し離れたところから自分を見るようなイメージ。

私も今までの人生が順風満帆だったわけじゃありません。
つらい時期はたくさんありました。
子供を育てながらアルバイトで生計を立てていた時もあれば、職が見つからず日雇い派遣で食いつないでいた時期も。

毎月の支出が収入を上回って「なんとかならないかも・・・」と思って絶望した時もあったり。

働くことが多様化している今。
少し前まで、「働かざるもの食うべからず」という言葉は正論だと思われていましたが、令和の時代の今、それは当てはまらないと思っています。
もともとは働けるけど働こうとしない人のことを指していたそうだけど、みんな何らかの理由があって働けない時ってあると思うんですよ。

いろんな理由があって働けない人があふれている世の中、それでも頑張って「なんとかしないと」「嫌だけど仕事だけは続けないと」といった気持ちから、パワハラや嫌がらせを我慢したり、自分の心を、身体を削って生きている人たちがいる。Twitterを始めてから本当に実感しています。

皆さん、しっかり働いてて本当に偉いと思います。

逃げ出さず、嫌がらせに耐えて、自分のために動ける素晴らしい人だと
わたしは思います。

「働かざるもの食うべからず」の時代は終わりました。ですがそれでも、みんな「働かなきゃ食っていけない」と心のどこかで考えているからこそ、苦しい状況から抜け出せないのかな、と感じるようになりました。

働いて食っていくことは大事ですが、それで健康を害するのであればわたしは会社を辞めた方がいいと思います。

仕事だろうが、人間関係だろうが一緒です。
得るものがないのであれば今すぐやめるべきで、その先の明るい未来に早く切り替えてほしいとも思います。
ぶっちゃけ、なんとかなりますから。つらいのは一瞬で、後から楽になります。

考えるよりまず行動だという人もいますが、考え方を変えないと行動はできません。
今の会社でつらい思いをするぐらいなら、いっそのことスパッと辞めてみるのも手だと思います。
会社に楯突く感じがして怖い、というお気持ちはすごくわかります。
そういう時こそ客観的に自分を見つめなおしてみてください。
「これを言ったら、わたしは会社に殺されるか?」
答えはNOです。

入社するのには会社の許可が必要ですが、退職には必要ありません。
辞めると会社に伝えれば、辞めることができます。

ブラック企業に搾取されてみじめな人生を送るぐらいなら、自分の人生を大事にして生きていきませんか?

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