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肩書きなんか要らずに野良で生きていきたいと思うことと、なんだかんだ肩書きで回っている世界も認知せねばという話

肩書きなんか要らずに野良で生きていきたいと思うことと、なんだかんだ肩書きで回っている世界も認知せねばという話

仕事をしていく上で、やはり肩書きというのは必要になってくるようです。
社会人になる前は、部長という役職があるというのはアニメなどを通して知っていたり、
もちろん社長や副社長みたいなのがいることは知っていました。

仕事をしてみると、実に多くの肩書きが会社にはあるものだということがわかってきました。
主任とか、課長、室長、係長、部門長、部長、専務、とかなんとかかんとか
エンジニアであったとしても、エンジニアと名乗ったり、フルスタックエンジニア、インフラエンジニア、AIエンジニア
エンジニアリングマネージャーなどなど

結局のところ肩書きを気にしたことは一度もありませんでしたし、おそらく気にすることは今後ないと思っています。
しかし、会社としては肩書きで決済権が決まったり、裁量権が決まったりすることがほとんどですので、結局のところ必要だと思います。

課長であれば数百万円の経費を承認できたり、部長だと2千万くらいまでプロジェクト予算を決定する裁量があったりとか、
そういう世界であることを知りませんでした。
その裁量があるがために、営業としては普通の社員にいくら営業をかけてもその人が決済を決うめることができないために、
課長とか部長クラスの人に話をしにいくというのはもちろん理解できます。
ミーティングで普通の社員の人がしゃしゃりでると、悪くいうと、お前どうせ決裁権ないんだから話に入ってくんなよみたいな空気を出されることもありますし、
そもそもミーティングを取り付ける時に、部長さんはいらっしゃるんでしょうか?みたいに、部長が来ないミーティングには営業をしても意味がないような言い方をされることもあります。
まあ、そんなもんでしょうということは理解できるようになってきました。

今はなんとなく部長とか課長とか書きましたが、業界や会社の規模によって呼び方もたくさんあるようです。
単にマネージャーと言ったり(課長級だと理解しています)、ディレクターと言ったり(部長級だと理解しています)。
マネージャーとシニアマネージャーがいたり、シニアエクゼクティブとエクゼクティブがいたり。

また、誰がマネージャーだとか、シニアマネージャーだとか、人数も会社によって様々だということも知りました。
部門に10人くらいしかいないのに四人くらいマネージャーがいたり、逆に10人メンバーがいてもマネージャーがいなかったり。
会社や組織によっていろいろなデザインがあるかと思います。

話は長くなりましたが、自分個人としては肩書きは全く必要ないので、野良として生きる方向に向かっていきたいとは思っています。
エンジニアがマネージメントをスポットでやってもいいし、マネージメントをする人間もコードを書いてもいいと思うし、
AIの専門性を持ちながらフロントエンドのコードを書いてもいいし、フロントをずっと書いている人間がインフラエンジニアとしてCICDやってもいいと思います。
役職、肩書きが給料テーブルを決めるために存在していることも理解していますが、専門性の高いエンジニアがマネージャーより給料をもらってもいいと思いますし、
マネージャーがとても優秀であればエンジニアより給料をもらうべきだとも思います。
営業職のようにインセンティブをたくさん出すような給与体系でも面白いと思います。

脱線しますが、ソフトウェアエンジニアの給料相場が結構高いということも自分としては違和感を感じています。
最近ですと特にGPTやCopilotを使ってテストコードなどはほとんど自分で書かなくてもいいことも多くなりましたし、
簡単なサービスだとこれらのツールを使うことで2週間もあれば結構しっかりしたプロダクトを作ることができるようになりました。
そんな中であまりインパクトのない開発をずっと行うエンジニアについては高いお金を払う価値もさほどないように思いますし、自分にもそう言い聞かせています。

まあ、というように結局のところ肩書きは大事だと理解しつつも、自分はそういうことから外れて野良でやりたいなという思いが強くなっています。
実際に業務委託として野良のフリーランスみたいな働き方も現在体験していますし、ほとんどの場合で仕事を業務委託としてもらうときは
今までの肩書きなんて全く関係なく、単純に自分の技術とかコミットできる時間とか、その会社の社長と仲がいいとか、そういうことが大事です。

会社にいる上で肩書きや役職ありきの組織にいるから、別に役職についても理解して、それはうまく利用しつつ、
自分の生き方としてはこれからも、たくさん自分で好きな開発をして、好きなプロダクト、知りたい技術や試したい技術をたくさん学んで、それでそれを社会に仕事をすることで還元するような生き方をしていきたいと思います。

結論として、私は名刺には名前とメールアドレスが載っていればなんの文句もないですし、
もし可能ならLinkedInページへのQRコードを載せれたら万々歳だな、という感じです。

以上。

kenmaro


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