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30代を迎えて急速に実感する現実とどう向き合うか

こんにちは、kenmaro です。

今回は、エンジニアとしてITベンチャーで5年ほど働いて30代になった自分が今の時点で感じることについて赤裸々に語ってみたいと思います。

まずそれを語るために、自分の今までの社会人人生について少しお話しする必要がありそうです。


25歳から始まった社会人生活


楽しいだけで過ごしていた毎日

私が就職したのは25歳を過ぎてからでした。
縁のあったスタートアップ企業の創業初期(社員が5人くらいだったとき)に入社し、
開発エンジニアとして濃密な時間を過ごしました。
インターンとして始めたその仕事では、ソフトウェアエンジニアとしても、AIなどについても、その他のコアとなる技術についても知らないことばかりでした。
入社するときは他の会社に内定ももらっており、小さな会社に飛び込むことには会社規模の不安や、自分がついていけるかという不安もありかなり悩みましたが、最終的にITスタートアップ企業の一員となりました。
最終的に選んだ理由は、非常に単純な理由で、楽しかったからです。
朝起きて会社に行って、プログラムを書いて勉強して、土日も論文を読んだり実装をして何かを作ったり、
技術記事を書き始めたり、他のインターンや社員とディスカッションしたり。
毎日金曜になって普通だったら土日が来て嬉しいはずなのに、逆に仕事がしたいのになあと思って
土日も会社にいってみたり。そうすると必ず誰かいて仕事をしていたり。
楽しいと思うとドーパミンという成分が脳内に出ているとか言いますが、そんな感じでドーパミンが常に出ていたのでしょうか、
楽しく濃密な時間は今思えばあっという間に過ぎていき、
自分はスキル的にも社会人としてもたくさん成長をすることができたなと思います。


将来を明確に描いてなかった期間だった


25歳の時は、30歳の時に自分がどうなっていたいのか、と明確に考えながら生活はしていませんでした。
もちろん仕事をやるうえでの目標とか、尊敬する他のエンジニア像とかはありましたが、
よくいうように、5年後、10年後の自分がどうなっているべきか、みたいなことをゆっくり考える時間はとっていませんでした。
そんなことを考えるより先に、楽しい、楽しい、楽しい、という欲求的に働いていたように思います。


そして30歳になった今


数年後どうなっていたいかとか、考えるようになった

良くも悪くも、この5年間で経験した楽しさで成り立っていた期間とは違うフェーズに入ったような気がしています。
それが果たして、エンジニアとして経験を積んだからなのか、人間として歳をとったからなのか、会社の規模が前より大きくなってダイナミクスが変化したからなのか、
または自分が自分に対して価値観を変えるように働きかけているからなのか
これらが複合的に絡み合って発生しているのかまだ自分でも理解できていません。
しかし、結果的に、今現在は、以前考えなかった5年後とか、10年後の自分ってどうなっていたいんだっけ
ていう問いが自然と頭の中に入ってくるようになりました。
エンジニアとしてどうなっていたいかとか、エンジニアだけやっていていいのかとか、
社会人としての自分、会社の外で個人で活動する自分、自分のコンテンツを作っている自分、
仕事関係なしに家庭を持つ時の自分、趣味をやっている自分とか。


お金についても少し考えるようになった

また、お金についても少し考えるようになりました。これはおそらく現実的に将来を考え始めたから、お金のことも少しは気にしなければと考えるようになったということだと思います。以前は自分の給料とか市場価値とか、ほとんど気にしていませんでした。
家賃をはらって生活費を払って、月余ったお金で趣味をしたり、貯金したり、とりあえず経済的にあまり窮屈でなければ何も気にしていませんでした。
今は、5年後、10年後の自分として現実的にどのくらいお金があった方がいいよなあとか考えて、逆算してみたりするようになりました。
また、自分が転職市場でどういう立ち位置にいるんだろうとか、転職しようとしたらどのくらいの年収になるんだろうとか、
今のスキルとか経験が他の会社だったらどのように評価してくれるんだろうとか、たまには考えるようになりました。


現実を知り、現実を見るようになった?


今でも楽しいと感じ毎日仕事をできていることは確かで、そのような環境に身を置けていること、エンジニアとして働いていることが好きなことは変わっていませんが、
明らかに5年前は考えなかったことを考えているなと思います。
社会人としても、社会で起きる不条理なことや、世の中いろんな人がいるなあとか、いろんな仕事があってほんとに自分は小さな存在だなあとか、
そういうことを考えることもたまにはあるようになりました。



比較してみると


考える時間をもっと大事に、楽しみたい

25歳の自分と30歳の自分を比べてみると、
成長し、社会を知り、現実もなんとなく理解し始め、
楽しいだけでやっていた時間から一旦落ち着き、さてこれから第2ステージみたいな感じでどういうふうに生きていきたいのか?
と考えるようになったんだなと思います。

多分こう考えるのは自分だけではないでしょう、
30歳くらいになって5〜8年とか(もしくはもっと)社会人経験を積んで少しだけ落ち着いた感覚になったときに、
たぶん色々考えるんだろうなと思います。

あまり焦らずに、毎日自分がどうなりたいか紙に書き出したり、瞑想したり、
ジャーナル書いたり、なにかやってみようと思います。


現時点でやりたいこと、なりたい自分

とりあえず今現時点での、自分がやりたいことは

会社では今までみたいに自分が全てやればいい、という考えから、自分ができることを他の人にもきちんと教えて、仲間を作って一緒によくしていく

とか、

個人のコンテンツをもっと伸ばすために継続する

とか、

仕事以外のことももっと真面目に考えてゴールに向かって努力する

とか

考えています。
もっと自分のなりたい自分になれるように、やりたいことや継続したいことを
きちんと明確にして、自分に対しても他の人に対しても発信していければと考えています。


まとめ


皆さんも、社会人経験5年くらい経った時にふと、
自分ってなにがやりたいんだっけ、って見つめ直す時間帯みたいなのがあったでしょうか?
きっとほとんどの人がそういう時期を経るんだと思います。
私ももっと自分に誇りを持てる自分になるように、そして自分以上に幸せにしたい人を幸せにできるように、
もっと今を大事にして生きれるような、そんな30代にできたらなと思っています。

コーチングとか、瞑想とか、たくさんやってみて後悔のないように頑張りたいなと思い、今回はこのような全くまとまりのない感じで終わりたいと思います。

共感した方はぜひいいねやコメントください。

今回はこの辺で。

@kenmaro


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