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魔法の数字??【マジカルナンバー4】について紹介します。

こんばんは!健太です!

本日もノートを開いていただきありがとうございます!

今日は【マジカルナンバー4】について紹介します!

ではいきましょう!!

マジカルナンバー4とは

マジカルナンバー4とは

2001年に『マジカルナンバー4』という論文で

ネルソン・コーワン氏が提唱した

人間が一時的に記憶できる情報量を4(±1)個とする説です。

この「一時的」とは
記憶でいうところの短期記憶にあたります。

短期記憶とは、脳に情報を入れてから、数秒から数十秒で消えてしまうような記憶で大部分は忘れられてしまう記憶のことですね。

例えば、

Google マップを使って徒歩で目的地を設定したときに、何度もマップを見返した経験があるのではないでしょうか。

マップを見ている間は、どの方向に行けばいいかわかっているけど、閉じてしばらく歩くと

「あれ、マップの道順こっちだったかな、、、」

みたいな感じで、何度もスマホを開いてマップを見返しまう。

短期記憶とは、この道順のような、重要だと思っているけど覚えられない記憶のイメージです。

悲しいことに、人は短期記憶の容量的に
3〜5個しかパッと覚えられないのです。

マジックナンバー4が使われている具体例

次に私たちの周りで無意識に使われているマジックナンバー4を紹介していきます!

探してみると、私たちの身の回りには予想以上に多くのマジックナンバー4が潜んでいます。

電話番号

電話番号はマジックナンバー4によって覚えやすくなっています。
電話番号は数字の羅列なので、普通に表記すると、11個の数字ですよね。

090619091X5

しかし、私たちが普段目にするのはこっちです。

090 - 6190 - 91X5

この場合、数字と数字の間にハイフン(−)を入れることによって、

11個の数字の並びを、3個のかたまり(4−1)に変えているのです。


圧倒的にハイフンが入っている後者の方が覚えやすいですよね。笑

フレームワーク

皆さんの知っているフレームワーク多くのものが4つ程で区切られているのではないでしょうか。

例えば、

問題の外部要因を分析するPEST分析。

P(政治)→ 法律改正、政権交代、外交など
E(経済)→ 景気動向、インフレ、デフレなど
S(社会)→ 文化、人口動態、教育、犯罪など
T(技術)→ 新技術の完成、新技術への投資など


いくつもある要素が、4つのフレーム(政治、)に分けられていることがわかると思います。

そのほかにも、

PDCA、MECE、3C分析、プロダクトライフサイクル、4P、4C、PPM、AIDMA、CREC法

など、多くのフレームワークが3〜5個ほどの大枠に分けられていることで、私たちの理解を助けてくれています。

もし、フレームが10個にわかられていたとしたら、私たちはフレームを思い出すことの方にも多くの労力をさかなくてはならないでしょう。

四字熟語

説明のいらない『 THE 4文字』ですね

昔から語り継がれている知識にはやはり、語り継がれるだけの仕組みや真理があるのです。九字熟語とか、パッと覚えられませんよね。

昔からの知識といえば、俳句にもマジカルナンバー4(3)が使われています。
俳句は基本的に五・七・五と3つに区切られていますよね。

昔の人もマジックナンバー4を知っていたのでしょうか。不思議です。笑

マジックナンバー4の使い方

最後にマジックナンバー4の使い方を紹介していきたいと思います。

◉暗記

これはシンプルな使い方ですが、
何かを短期記憶としてパッと記憶したいと思ったときに、3〜5つに分けてみましょう。

先ほどのフレームワークなどが良い例です。
たくさんある要素でも、4つ、また4つと分けていくことによって、かなり記憶に残りやすくなるはずです。

◉プレゼンでの伝え方

マジックナンバー4は人がパッと覚えることのできる情報量です。

例えば、プレゼンでは

本当に伝えたい情報を5個より少なくすることを意識しましょう。

自分は、価値のある情報だと思っていても、相手もそれを価値のある情報と感じてくれるとは限りません。

なので、どうせ全ては覚えてもらえないと言う前提で

本当に大切な情報を絞って伝えましょう。

逆に、パッと見で相手に「多い!!」と言う印象を与えたければ

伝えたい項目を5個以上に増やしましょう。

例えば、何かしらのメリットなど多く感じてもらいたいことを箇条書きでたくさん書くことによって、

相手に「たくさんいいことがあるんだ。。。」という印象を与えることが可能です。

もちろん、この場合は、項目の一つ一つを相手の印象に残すことは難しいので、相手にどのような印象(情報)を与えたいかで使い分けてみてください。

まとめ

マジカルナンバー4とは

人間が一時的に記憶できる情報量を4(±1)個とする説です。

このマジカルナンバー4は今回紹介した、

電話番号、フレームワーク、四字熟語など

思ったより多く、身の回りに多く潜んでいます。

皆さんも、是非身近なマジカルナンバー4を探してみてください!

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!😌

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