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雨の日は身体も除湿

雨が降るたびに暖かさが増す季節。
湿度が高いと少し蒸し暑さすら感じる日が出てきました。

中医学では「人間も自然の一部」という考え方をしていて、空気中の湿度が高いと、同じように身体の中の湿度も高くなります。
それをできるだけ一定に保つように不要な湿を外に出したり、湿度が高くなったとしても不調が起きないように働いたり、知らない間に身体は頑張っています。

天気が悪い日や、梅雨の時期に調子が悪くなりがちな人は、この働きがちょっと弱い。
私もそのタイプで、以前は雨の日はいっつも滅入っていましたが、ここ最近は梅雨よりも、ちょうどこの春の気候の変化が特に苦手。

少し前から、電車に乗っている時や湿度が高い日に、やたら鼻水やあくびが出るようになった。(湿を溜めやすい人は乗り物酔いしやすいのも特徴のひとつです。)
鼻水が吸っても吸っても垂れてくる。鼻の力を緩めると垂れてくるので、吸うばっかりになって身体も力んでしまい、自ずと呼吸が浅くなる。そうなるとたちまち具合が悪くなってしまう。(そうならないようにあくびで、深い呼吸+涙出して除湿してる。ほんとに身体の連携プレーがすごい)

それに気づいてから、鼻水が出たらすぐにかめるように必ずティッシュを持ち歩くようにした。鼻がすっきりして、ちゃんと鼻で息ができる。(当たり前。)呼吸が浅くなると具合が悪くなるパターンなので、そんな時はあくびも利用しながら深い呼吸を意識しつつ、他のことを考えて自分の体から意識を逸らす方法を身につけた。

一見、ただの具合悪いエピソードなんですが、自分的にはちゃんと除湿できる身体になったな〜と思っています。身体に不要な湿が溜まったままだと、重だるさや頭痛・浮腫みなどの症状が出やすくなります。

「病は気から」なところが大きいと思うので、しんどくなったらどうしよう、、、はしんどさを手繰り寄せる呪文なのです。
しんどくなったら休みましょう。しんどくなった時でも大丈夫なように手を回しておきましょう。最悪の場合、薬を飲んでその場を乗り切って、そのあとに休みましょう。
しんどくなるのは「仕方ない」から、不安に振り回されないように準備しておいたら「大丈夫」です。

その準備は想像するとすごく大変に思えて、今が健康だと余計にどんどん後回しにしちゃう案件なんですが、私の場合はティッシュを用意しておくだけで結構「大丈夫」にできているので、想像しているよりハードルが低いかもしれませんよ。

ちなみに普段から、コーン茶や黒豆茶を飲んでいるのも除湿効果を促せているのかもしれません。身体に湿を溜めやすい人は胃腸が弱い方も多いので、そちらのケアも忘れずにね!


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