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🔥こうやって燃えていた‼知っておきたい【脂肪】の話

こんにちは
健康家族ちゃんねる の ひかるです。

今回は
「ダイエットしたい」
「身体を軽くしたい」
「痩せたい」
「キレイになりたい」
「長く健康でいたい」
と思っている人や家族や友人にそういった方が
いるなら知ってるといいよねって話です。

⌛この記事は約4~8分でお読み頂けます⌛

脂肪ってこうやって燃えているんだよ
ってことをメインに余談も交えて書いていきます。
とりあえずどうやって燃えるかだけ読みたい方は
目次から🔥こうやって脂肪は燃える🔥に直行してください。
30秒くらいで読めます。

最後の方のおまけでは
男女×年代別【体脂肪率】と【BMI】から見る
マトリクス表を置いといたので
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。


脂肪の役割

こっちは痩せてスタイリッシュになりたいのに
なにゆえ脂肪は貯まるのか?
もしや脂肪にストーキングされてる?
って感じられる方も少なくないかと思われますが
いうても脂肪も大切な体の組織の1つ。
ちゃんと長い年月をかけ生物としての生存戦略のもと
以下の様な大切な役割があるので
貯蔵されるように我々はできています。

・衝撃を和らげるクッション

天然の鎧。ツキノワグマとかの皮下脂肪の
レベルになると分厚い(しかも毛も剛毛)ので
有刺鉄線とかノーダメージだそうです。
人間も皮下脂肪を極めたら北斗の拳のハート様
みたいに秘孔を突かれにくくなります。

・体温の保持

人間を除くと寒い海に生息している
アザラシやホッキョクグ、マペンギンとかの
体脂肪率がおよそ40~50%くらい。
種の垣根を越えても防寒時に
必須の機能として人気。

・エネルギー源の貯蔵庫

少し使いにくいんだけれど、
めっちゃ効率のいいエネルギー源。

糖質がすぐ使えてすぐ無くなるけど
エネルギー量が少ないという
属性に対し、
脂質は少し不便だけど保存が効くし
エネルギー量が多いという属性。

・内臓の位置を保つ

内臓もモノによっては脂肪で吊られている
ことでその位置や働きやすさを担保している。

・ビタミン類の運搬

油に溶けやすいビタミンの
(脂溶性ビタミン〈D,A,K,E〉だけ って覚えると楽)
運搬やら消化吸収を手伝う働き。
あとビタミンB1の節約とかもしてくれる。
ビタミンBは超大事なのでまた別の記事で
ご紹介します。
・炭水化物大好きな人
・甘党の人
や大切な人が上記に当てはまる方は
ぜひ読んで欲しいと思います。

・細胞の構成成分(細胞膜)

細胞は基本的に”リン脂質の2重構造”で
できています。
細かいことは今回割愛しますが、
この素材と構造だからバリアや壁としての
機能を保持したまま、細胞にとって必要な栄養が
取り込めたり、不要なものを
捨てることができるんです。

・ホルモンなどの伝達物質の材料

 脂質由来の伝達物質と主な役割は以下

●副腎皮質ホルモン

↳コルチゾール
糖質、脂質、タンパク質などの代謝に影響を与え、血糖上昇、体の炎症やアレルギー反応を抑制する働き。

↳アンドロゲン(男性ホルモン)
精子形成の促進、思春期における外性器の発達や声変わり、筋肉増強、体毛の増加などの成長に伴う働き。

↳アルドステロン
腎臓に作用してナトリウムと水の再吸収を促進。
循環血漿量増加による血圧上昇。


●卵巣ホルモン

↳エストロゲン(卵胞ホルモン)
血管や骨などの状態を保ち、子宮内膜を厚くするなどの妊娠の準備や
乳房の発達、肌つやを良くしたり、女性らしいカラダ作りの働き。

思春期から性成熟期にかけて体の成長と共に増加
分泌のピークは20代で更年期※一般的には45~55歳前後
(早い人は30代後半)になると徐々に分泌量は低下する。

↳プロゲステロン(黄体ホルモン)
エストロゲンの働きで厚くなった子宮内膜の
柔軟性を維持、妊娠しやすい状態にします。

水分、栄養素を蓄え妊娠が成立したら、
妊娠を維持する働き。

栄養素の確保や細胞の活性化に伴い、
食欲増進と体温を上げる働きがあります。

●精巣ホルモン

↳テストステロン
筋肉や骨格の成長、生殖器の形成、
髭や体毛の発毛を促すなど男性らしいカラダ作りの働き。
性欲の向上や維持、記憶力や集中力を高める、
バイタリティの向上などの働きもある。

思春期直前から分泌量は急増し、
20〜30代でピークを迎えた後、加齢に伴い
ゆるやかに低下します。

などなど常日頃重要な働きを脂質は
担ってくれているんですね。

📈こうやって脂肪は蓄えられる📈

食事で摂ったエネルギー源が使われずに余った状態になると、
膵臓からインスリンが分泌され血糖値を低下させようと働きます。

血糖は肝臓へと運んでいかれ、中性脂肪が合成されます。
で、この中性脂肪が血液中を流れ流れていき、
体脂肪を構成する脂肪細胞に蓄えられ
部位によって皮下脂肪や内臓脂肪などになるわけです。

なので食事(特に糖質や脂質などのエネルギーの源)を
摂り過ぎると、結果的にエネルギーが余り、
脂肪となって体に蓄積されていくのです。

簡単に覚えるなら

①食べる→血糖値上昇
②膵臓働く→血糖値下降
③脂肪がつく

大雑把に言うと
この3ステップで人はみな肥えていきます。
血糖値を急上昇させない食べ方が
ダイエット法として注目されていたのは
この機序を緩やかに働かせることで
食べ痩せできるよって広まったためですね。

🔥こうやって脂肪は燃えている🔥

今回のメインはこちらの
脂肪が燃えるメカニズム。
ボディメイクに興味関心を持ったら
触れるべき第一歩ですね。

ざっくりしたイメージに変換しながら
書いていきます。

①空腹や運動などで
エネルギー源が必要な状態になる。

②①の状態をきっかけに
脳から脂肪動員ホルモンを分泌し、
身体が脂肪をエネルギーとするための
モードをスイッチオンにする。

③ホルモン感受性リパーゼが活性化し、
脂肪を分解。脂肪を分解してできた
遊離脂肪酸が血中に放出されます。

イメージ的には脂肪を使いやすいサイズにして
運びやすいよう段ボールに梱包している感じです。

④L-カルニチンというトラックをヒッチハイクして、
道路(血管)を移動。
遊離脂肪酸が細胞内のミトコンドリアに運ばれます。

※この時ヒッチハイクできなかった遊離脂肪酸は回収され
段ボールから取り出され、また脂肪へと戻されてしまうので
L-カルニチン大事です。

⑤ミトコンドリアにエネルギー生成の材料として
運ばれ燃焼。

この5ステップで脂肪を燃やして
エネルギーを生成していくわけなので、
ウエイトコントロールしていくなら
この5つの過程が機能しているのか
確認していけば自ずと
【今の自分に必要なアプローチ】が
みえてくるので参考にしてみてくださ(^^))

「私はいったいどの部分にアプローチが必要なの?」
「実際の日常生活ではどんなことをしていけばいいの?」
という方もご安心ください🍀

公式LINEからは個別相談も受け付けておりますので
詳しくお聞きしたい方はぜひお問い合わせから
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まとめ

以上、
🔥こうやって燃えていた‼
知っておきたい【脂肪】の話でした。
メカニズムを知るだけでも
気を付けるべきポイントや
自分の場合はここかも💡って
要所が見つかったり、

反対に今までなかなか思うような結果が
出なかった人も結果に繋がりにくい
理由が分かったりと

知っておくだけでも受けられる恩恵は
かなり大きいんじゃないかなと個人的には思います。

体重落としたい人がいたら
話のネタとしてでいいので
教えてあげてくださいね。

そうやってこの記事を読んでくれた方や、
その方の家族や大切な人にとって
この情報や知識をお役立て頂けたら嬉しいです。

おまけ

男女別の体脂肪率とBMIから
ざっくり自身の状態を把握するマトリクス図を
よく見かけますが、地味に年代によって数値違うんだよなぁ~
でもその年代と数値まで覚えてないから調べないとな~
って割とお客様から質問受けるごとに感じていたので
今回を機に作ってみました📝

縦軸はご自身の体脂肪率
横軸はご自身のBMI値の
それぞれ重なり合うところが
おおよそのプロポーションのタイプです。

 

男性用

18歳~39歳

40歳~59歳

60歳以上

 

女性用

18歳~39歳

40歳~59歳

60歳以上

参考値なのでこれだけで判断せず、
1つの目安としてご活用ください。

体重やBMIにまつわる話も別の記事にあるので
家に体組成計がある方や
プロポーションが気になる方はぜひ読んでみてください。

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