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『忘れる読書』を読んで、より人間らしく生きる。

知識の量は必要ない。
記憶はAIに任せて、人にしかできないことを。


これからの時代では、情報の細部(具体)は忘れてしまえ!大まか(抽象的)に記憶すればいいんだ!
ということを教えてくれた本です。

では、本を読む意味はどこにあるの?と聞かれると、〝少ない言葉″で、〝より鮮明に伝える″コミュニケーションができるというのです。
抽象化力がつくということですね。


喩えば
「noteの世界って、おばあちゃん家みたいだよね。」
この言葉を紐解くと。

noteの世界(僕が思う)
・他のSNSのように殺伐としてない、温かい雰囲気。
・しばらく投稿してなくても、帰ってきやすい。

おばあちゃん家
・ふらっと、立ち寄りたくなる温かいお家。
・しばらく顔を出さなくても、いつも笑顔で迎えてくれる安心感。

この内容の会話を、たった一文で伝えることができるようになるのが、読書の抽象化力のすごいところですね。


僕の今までの読書なら、細部の無駄な知識を詰め込むことに必死でした。
それも、誰かに話すため、知識自慢のためにです。
あぁ、あの頃の自分が恥ずかしいこと。


忘れる読書を読んだ後、より人間らしく生きよう。という、考え方に変わりました。
難しい話をする落合さんの本を読んで、こんな考え方に至るとは。笑

落合さんの本には拒否反応がありましたが、この本はすごく読みやすい一冊でした。

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